- Amazon.co.jp ・マンガ (186ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592710226
感想・レビュー・書評
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古キョン大手として有名だったかたの作品集。
すごくおしゃれで、それでいて誠実ではあるが、ヴィレッジヴァンガードとブックオフに山になっているあたりになにかを伺えなくもない… -
『ロンリープラネット』が私的にイマイチだったので、ちょっとびくびく読んだのだけど、これはよかった。胸に伝わってくるものがあったし、面白い。漫画もタイトルもお洒落だなあ。「遠い日のBOY」が好き。
でも、やはりキャラにあんまり感情は湧かないかな。キャラ漫画じゃないし、ストーリー重視だろうし、物語のために人物がいるかんじです。 -
読了:2011/12/31
猫カフェにて。
カバー装丁のセンスがよくて手に取った。
中身もそれなりに面白かった。というか不快ではないので読み進められた、という感じ。
作者の言いたいことは正直、分からないままだった。
絵と、コマ割と、セリフを楽しんだだけ…。あれっでも漫画にそれ以外の要素ってあったっけ?ないとしたら、この漫画と「忘れられない」と思うほど好きになった漫画との違いってなんだったんだろうなぁ…などと考えたりした。単純に、ストーリーか。まっすぐな1本道だもんね。
1週間ぐらいたってから、あの夫婦が大島弓子の「ダリアの帯」の夫婦に重なった。
でもこちらは、大島弓子を読む際の拒否反応が出なかったし、奥さんのほうにイラッとすることもなかった。それだけ毒が薄められてマイルドってことなのかも知れないな。
その他の作品もそれなりに。「ビデオテープ標準で録ったよ」というセリフが良い。 -
本屋さんではじめに目についたのは、どこかぼけた色味の表紙。
その次に、そこにたたずむ女の子とばらの花。
装丁も好みで、絵も好みだったのでジャケ買いしました。
装丁・絵柄だけでなく、台詞回しまでドツボでした。
少しおかしな日常たちが、どれもきらきらと、時にはどろどろとしています。
わたしは『遠い日のBOY』がお気に入りです。 -
同人から大好きなんですがやっぱり晴田の犯行
ああ叶わない恋は呪いだよなぁって、生涯この人以上に誰かを好きになることは無いんじゃないかって、そういうやり切れない恋と無自覚な男。みたいな
たまらないです -
"「でも君の気を引こうとして…そいで あんな事言ったんだ…
離婚 するかい?」
「しないわ
でも八朔さん もひとつ嘘あるわね」
「……………」
「覚えてる?
ヤギのエサみたいなラブレター
"僕らふたり一緒になっても
毎朝君に夢のようなプロポーズを捧ぐだろうーー"」
「わーーっ や やめてくれ」"[薔薇だって書けるよ]
「薔薇だって書けるよ」
「オリジン・オブ・マイ・ラブ '98」
「日曜日に自殺」
「オリジン・オブ・マイ・ラヴ '09」
「遠い日のBOY」
「オリジン・オブ・マイ・ラヴ」
「晴田の犯行」
「薔薇だって書けるよ」が一番好き。 -
「愛しい感じの漫画です。」
感想にあれこれ言葉を並べようと試行錯誤しましたが、このひとことで良いなあ。 -
絶妙な湿度と透明感のあるキャラクター。
「薔薇だって書けるよ」
素直さと可笑しさの奥にある孤独に気づかなければならなかった。
点子の着てるものがいちいち可愛い。
「オリジン・オブ・マイ・ラヴ」
これ私たちがすごく好きなやつだ……
「晴田の犯行」
雨沢は晴田の心に雨を降らせるから雨沢なのか。
負けるための装いとか、犯行とか、センスだなあ。