- Amazon.co.jp ・マンガ (162ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592710639
作品紹介・あらすじ
ハートフルしんみり系恋愛漫画の第一人者が「楽園」本誌で並行して展開した「姉弟もの」(夜毎の指先)と「少年→少年←少女」(真昼の果て)の連載2本に描きおろしを含めた全1巻。ハンディなB6判。 2014年1月刊。
感想・レビュー・書評
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カバーの色合いに惹かれて購入し、内容にショックを受けて売り払ったが、また買ってしまった。
倒錯した恋愛を描き続ける作家さんだが、そのまなざしは冷静である。異性愛者は相手が自分と違う、というだけで、自分は他人と分かり合えている、つながっている、という安心感を得ている。では、同性愛は?近親相姦は?と、展開していくと、次第に恋愛と自己愛の区別がつかなくなる、しかし、それは程度問題で、同性だろうが身内だろうが、他人は他人なのである。それなら一般的な他人を愛するように愛せるのだろうか。などと作者が考えているかはよくわからない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「真昼の果て」
少女→少年←少年。ほんのりBL。
告白したのは同じなのに彼の頭の中を占める割合が違うことに傷ついたり、自分が女だから最終的に選ばれるはずと信じている律の心情が切ない。
告白されたけどいつも通りでいたい文貴の態度は秋人からすれば残酷かも。
「夜毎の指先」
姉×弟。
弟を想っても幸せじゃなかったと零す姉はわがままで打算的だけど憎めない。
「どうせまた、朝が来るから」
これ目当て。新婚の花嫁×上司の社会人百合。
流されてる上司も、上司も含めて幸せを手にしたい花嫁も自分勝手。思っていたものとは違うけどこれはこれで。 -
どのお話も、上手くいくばかりじゃなくて、でも切なくて、とても良かった。
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ほわっほわ。
BLだけどほわっほわ。
姉弟危険な関係だけど、ほわっほわ。
どちらのジャンルもガチが好きな人には物足りないかもしれないです。
可愛いよ?