グヤバノ・ホリデー

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 67
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592711469

作品紹介・あらすじ

「楽園」からの5冊目のpanpanya作品集。表題シリーズ全9本はじめ「いんちき日記術」「比較鳩学入門」「学習こたつ」「宿題のメカニズム」等、著者ならではの描写が輝く20篇。日記も併収。
2019年1月刊

感想・レビュー・書評

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  • グヤバノっててっきり架空のものだと思ったら実在するらしい。それを狙ったんだと思う。表題にもなっている「グヤバノホリデー」はこの本の中でもメインとなる話であるが、そこだけリアリティのある日記の調子になっている。実際の体験なんだろうと思う。

  • この本当か本当じゃないかの境目らへんが本当に好きです。panpanya先生、今回も大変興味深い内容でとても面白く読みました。ありがとうございます。グヤバノジュース飲んでみたい!

  • 表題作の、フィリピン旅行記がなかなか現地の空気感が伝わってきて面白かった。10ヶ国語できるガイドと行けるなんていいなあ。ただ、panpanyaさんの作品なので、グヤバノって架空の果物かと思ったら、調べたらちゃんとあって少しびっくり。久々にあった友人と変わらないね、て言い合うだけの短編の背景に隠された企み、何か見られてる気がするだけの短編に、背景がまるで語りかけるような看板になっている企みなど、言われなければ気がつけなかったものもあり。あと、週刊「家を建てる」創刊号は呼び鈴がついて190円、には大笑いしてしまった。そして、さらってきたヨウムに、実家の農業の会計作業にぜひこの機械を譲ってください、てつぶらな瞳で見つめられるコマが印象に。

  • いつもの短篇にくわえ、今回は「グヤバノ」というなぞの果物をめぐるフィリピン紀行記「グヤバノ・ホリデー」がやはり面白い。うその日記を書く話などがあるなかで、どうやら本当らしい紀行記があるというのもオツなもの。うそとほんとの間を揺れるようなエッセイ作家としてもやっていってほしいと思う。もともと旅するような漫画をたくさん書く人だったから。

    今回装丁がふつうだな、と思いつつ読み終えてカバー裏を何気なく捲ったら、ちょっと感動してしまった。こればかりは本を買って手にとってみなければわからない。手触りに紐付いた想い出というものがある。

  • "「でも何から何まででまかせですよね?」
    「無論そういうことになるが…
    だが、ここが「絶対に存在しない」と証明できるか?」
    「うっ それは…」
    「存在は甚だ怪しいが…
    それでも来る方法が誰にもわからない以上、
    絶対に存在しないともまた言い切れないわけさ」
    「なるほど…」
    「さあ、散歩を再開しようじゃないか。」"[p.53_いんちき日記術]

    なぜだか、描いてある物事のどこまでが事実でどこからが虚構なのかという疑いの気持ちとともに読んでしまう。でもそこが好き。
    「いつもの所で待ち合わせ」がシンプルながらに一番好きかも。

  • 《「今諦めたら絶対夢に出るから。」完全に諦め切れたわけじゃない。しかしそれ故に、私は夢を見るのをやめることができないのだ。》(「芋蔓ワンダーランド」)

  • panpanya作品に出てくる地下鉄駅、日常のすぐそばに潜む非日常という感じがして、こわいけどすき

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