コイシラズ YOU DON'T KNOW WHAT LOVE IS (花丸コミックス・プレミアム)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 59
感想 : 10
  • Amazon.co.jp ・マンガ (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592720430

感想・レビュー・書評

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  • 栗本薫のBL代表作であるシリーズのコミカライズ。できれば、小説の挿絵をしていた吉田秋生の絵で読みたかったけれど、定広美香のも悪くなかった。いや、結構ハマっていた。

  • 定広テイストの矢代俊一だものね、あれこれ言うには早すぎるな、私。
    やっぱ原作を追うべきでしょうね。

    でも、栗本さんのお好きなシチュエーションなのでしょうが、私は苦手なところがひとつ。
    よってたかって男を姫あつかい。
    本人もそれを受け入れる。
    そーいうのは苦手なんだなー。

  • 80年代半ば、当時の角川映画のメディア戦略は凄かったので、それだけは覚えてる方も多いと思う。

    栗本薫原作、角川映画でご存知の『キャバレー』。

    原作も読んだし、確か映画も見たと思うのだが、筋はすっかり忘れている。覚えているのは、野村宏伸がアルト(サックス)でマル・ウォルドロンの『レフト・アローン』を吹く姿のみ。

    で、これはその続編と言う設定でしかもBL。元祖腐女子、リアルJUNE世代の私だが、ジャズサックスを趣味としている私から見ると、状況考証が甘さが目立った。

    まぁ、本作のキャバレー自体、そうなので仕方ない。

    栗本薫女史は、早稲田出身。早大のジャズ系のクラブやサークルは多岐に渡って伝統あるグループも多く、プロのミュージシャンを沢山排出している。

    有名なところでは、ハイソサエティ・オーケストラと言うビッグバンドクラブと、モダンジャズ研究会というコンボ(少人数編成)だが、彼女はその2つに所属していたわけではなく、ハーモニカ・ソサエティという、ハーモニカのアンサンブル出身なので、ジャズは好きだったのだろうが、あまり細かい所までは知らなかったのだと思う。

    BL物は、おとぎ話の世界なので、リアリティを追求しても仕方ないとは思うが、実際にジャズをやっている者からすると、違和感ありあり。

    ただ、、主人公の矢代俊一は、若い頃の山田穰氏をモデルにしたのか、納得がいった。

    あと、装丁は素晴らしいと思った。

  • 大好きだった栗本薫原作のコミック。

    矢代俊一のお話です。
    栗本ファンだったせいか、ところどころに、栗本先生のにおいがあって、なんだか、泣けたわ。
    私的にここまでのストーリーテラーが、なかなか見つからないのが悩みだわ。

  • しゅんちゃんの姫ぶりがすごくいい。
    あーいう受けと少し強引なトコのある攻めの絡みはとっても好みです。栗本さんの小説は読んでないのでBL要素がこんなにあるとは思えないけどとっても魅力あるお話に仕上がっていると思います。続編とか期待したいな!

  • BLというよりもJUNE・耽美。定広氏の絵柄にはマッチしている話だと思います。素直にお幸せに、と。 長い話の一部分を切り取ったような感じで、他のキャラの背景等も気になりました。

  • 根っからのJUNE世代なのだが、栗本薫御大の書く小説がどうしても好きになれなかった…『魔境遊撃隊』は大好きだったんだけど、JUNE系ものがどうしても「大好き」と言えない自分がいた。これを読んで、今になって何故か解った気がする。女史の書くいわゆる「魔性の少年(青年)」は「女」なんだよな…精神的に。そしてビジュアルは「お姫様」なんだよな…。雄に支配されたがっている、と言う面で、どう取り繕って理屈を述べられても、私には「女」にしか見えない、だからのめり込めなかった、と今更実感した。自己陶酔に浸っているようにも思えて、それが「耽美」でると言う事でもあるんだろうけど、JUNEを読みつつ耽美に違和感を感じていたのはそこに抵抗があったからなんだろう。
    物ごとを劇的に帰るのは当事者の感情であって、それを読み取る読者であり、作中の他の登場人物に感傷的に代弁させるのが「耽美」なのかもしれないなぁ。例えば「溺れた犬を中学生が川に飛び込んで助けた。犬は野良イヌで、処分される所を助けた中学生の家で飼われる事になった」と言う事象があり、それを読んだ者は凍てつく冬の川に飛び込んだ中学生の必死な気持ちを感じとって感動するし、助けられた犬の行く末を案じて安堵する。当事者の中学生や犬が自分たちの身に起こった事に興奮あらわに自ら語ったりしな、と言うのに似ているかもしれない。

  • 色っぽいです。

  • そこはかとなく昭和のお耽美な雰囲気が漂ってます。JUNEの世界を懐かしみ、栗本薫センセの「真夜天」「翼あるもの」「終わりのないラブソング」等々に覚えのある方はぜひ一読して下さい。

    ストーリーは「キャバレー」のあの矢代俊一のアフターストーリーです。感慨深いですね。「キャバレー」は角川春樹事務所10周年記念の映画になったんだっけ。ふるっ…

    矢代のこの話での年齢はどう計算してもアラフォーですよ。でも、定広センセの描く俊一は長髪で色褪せることのない超美形です。14才年下の英二と落差は感じません。美オヤジ×年下攻をリアルに感じたいなら脳内変換が必要です。
    「院内感染」も印象的だった定広センセですが、硬質でちょっと古めな絵柄で話のイメージには合ってるように思いました。

    過去話が切ないです。結城のこと好きだったのに自覚がなくて、失ってからその想いに気づいてしまうのはつらいですね。結城の秘めた想いも悲しかった。そのことをまだ根に持っている早瀬もすごいけど。16年間も恨んでいて、俊一に近づくことのみ考えていたとは信じられない恐ろしさ…
    対する俊一も結城のピアノ以外は考えられなくて、新しいバンドを結成することもなく独りでサックスを続けている状態です。
    そこに現れたのが、若くてワイルドでセクシーで、「お前を姦ってやる」と臆面もなく口にする英二。音楽イコールセックスの象徴みたいな青年に、相当いい年なのに無垢でバックバージンの俊一が体を奪われてしまうという、考えてみればものすごい設定です。

    ちょっと心配なcpだけどちゃんと体だけじゃなく心も、そして音楽でも二人が繋がっていくので安心です。
    俊一は英二と幸せになって欲しいと心から願わずにはいられません!
    そして、栗本作品はもう読めないのね…と痛感させられました。

  • 俺のロンリーピアニスト…

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