タ-シャ・テュ-ダ-最後のことば: ラスト・インタビュ-「人生の冬が来たら」 (MOE BOOKS)

  • 白泉社
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感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (110ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592732525

感想・レビュー・書評

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  • わたしも ターシャのように 自分のまわりを美しい考えで満たし 親しい人々に愛と優しさのこもった行動をとりたいな。

  • ものをつくることって単純に楽しいよね。

    今ショーツを作っているんだけど、ミシンで縫った方が早いし綺麗に仕上がるのに、わざわざ手縫いで進めている時間が、もどかしくて楽しい。
    こんなことやってる暇あるなら他のことをしよう、と焦る気持ちが出つつも、仕事をしている時はこんな時間が欲しくてたまらないからやっぱりやってていいんだ。

    お金を出せばもっと高品質で良いものが簡単に手に入るのに、わざわざ材料揃えて時間をかけて、ちびちびと進めていく手縫いの時間がとても静謐で大切だ。
    お菓子作りも料理も掃除も好きで、1円もお金にならないけど、ものをつくる楽しみは確実に味わえてることを再確認できた本だった。

  • ターシャの人生最後のインタビューをまとめた本。彼女の素朴な生き方は真似できないけれど、参考にできる発言は多かった。

  • ミニコメント
    アメリカの絵本作家ターシャ・テューダーは美しい庭をつくり、1800年代の暮らしを実践していたことでも有名です。

    桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/500728

  • 「Tasha Tudor 最後の言葉」(2009.6)、この本の内容は、表紙の写真が象徴している気がします。生きものへの優しいまなざし、美しいものに囲まれた人生、ターシャ・チューダーさん、2008年6月18日、自宅で永眠されました。享年92。①一番好きな本は「コーギビルの村まつり」②自分の手でつくりだしたものは素晴らしい ③意志あるところに道はあり ④美は見るものの目に宿る。この本を読み終えて、私も今一度「人生で本当に欲しいものは何なのか」を考えてみようと思いました。

  • 素敵な人。
    無理だと思うけれど、こんな人になれたらなぁ。
    マメにコツコツと自分の好きなことに取り組んだ結果が素敵な生活に繋がっているのかな。
    現代に必要な言葉が詰まってる。もう一度読み返したい本です。

  • ターシャさんの本はたくさんあるけれど、全部は持てないので何か、日常にふれられるものをと探していました。

    そんななかで知ったのがこの本です。

    ドキュメンタリーが映画になった作品を拝見したあとでもあり、ほんのすこし、ターシャさんとの距離が近くなった氣がしました。

    時折、彼女の氣配、ぬくもりを何処かで感じながら日々を生きていこうとおもいます。


    出逢えた奇跡に感謝をこめて

  • 最後の言葉をまとめたので、特に新規のことばはない様子。後半は彼女のことばではなく、家族のことば。
    文字も大きいので読みやすいが、物足りなさも多少感じる。

    だが、美しくも、心が温まる写真と文章に、彼女の飾らない良さが、今も垣間見えて感じ取れる。

  • 人生をよりよくするために、努力できる。希望を持つということは、私たち自身の選択である。楽しく、満足に生きるという意志を持つ。諦めたり、誰かのせいにすることは、自分の人生を生きているとはいえないんだとわかりました。ひとつのことを続ける勤勉さと忍耐力を身につけることが、成功への近道になる。これは、ターシャさんの長男の奥さんがターシャから学んだこととして書いている。ターシャは何かを押し付けたりしない。何を大切にするかは自分で選ばなければならないから。それを続けることに深い意味を感じているんだろう。ターシャの幸福を感じながら、彼女の絵本を読もう。

  • ターシャさんの晩年をまとめた写真とことば。

    関わった人たちの、ターシャさんへの想いなど。

    「自分のまわりを美しい考えで見たし、
    親しい人々に愛と優しさのこもった行動を
    とることをおすすめします」

    たくさんの苦労をのりこえ、その中で
    大切にしたいものを決して手放さなかった
    ターシャさんを支えたのは、
    こうした言霊のチカラもあるのではないだろうか。

    たくさんの書物から得たものを
    作品に、暮らしに、反映させて
    何があっても揺らがないように
    生きようとした意思には、それが
    大きかったのではないかと思われる。

    そのターシャさんが、見せてくれる
    景色、花、添えられる言葉に
    見るものがチカラを与えられる。
    そんな気がする。

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著者プロフィール

絵本作家。1915-2008。アメリカ、バーモント州の山奥でガーデニングと動物とのナチュラルライフを満喫。その質素で優雅な暮らしぶり、広大なナチュラルガーデン、心に染み入る言葉の数々は、亡くなったいまも、多くの人々に勇気と感動をあたえている。

「2020年 『ターシャ・テューダーの手帳2021』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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