子どもの自分に会う魔法 大人になってから読む児童文学 (MOE BOOKS)
- 白泉社 (2016年6月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592732853
感想・レビュー・書評
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著名人が好きな絵本を紹介する本は
いくつか読んだけれど、
散文になりがちなものが多かったように思う。
でも、さすが石井ゆかりさん。
個人的なのに普遍的、
人の集合意識まで届く
言葉のひとつひとつにノックアウト。
私もこんな文章をかける女性になりたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大人になった今も 絵本が大好きで
本がますます大好きで。
同じ本を 何度も読み返すのも好きで
いまの自分で 感じとりかたがまた違って。
そんなことを思いながら
ミヒャエル・エンデや 新美南吉を
また読み返したいと思いました。 -
雑誌MOEで、筆者が2013年〜2015年まで連載話していたものまとめたもの。
絵本や、児童文学って、こんなにも奥深く、学びのあるものだったのですね。。
子供の世界を広げ、子供の考え方を成長させ、人としての「根っこ」を育てる本たち。
大人になって、それを読み直すと、今の自分の生活、性格、クセ、それらにもドンピシャで当てはまる。
大人になっても、大切なものたちなんですね。
ただ単に、絵本や児童文学の感想を共有するたけではなく、時に自分に照らし合わせ、そのストーリーの奥底にある意味を優しく表現できる筆者をさすがだなーと思いました。
私自身は、子を育てたことはありませんし、これからもできるかどうかは不明ですが、いま、子育てをしていらっしゃる方には、ぜひこの本を読んでいただき、子供と一緒にその本の素晴らしさに気づいてもらいたいなーと思いました。
子供とともに大人も成長する。そんなチャンスが巡ってくると思うから。
2017/1/9 -
◆きっかけ
MOEインスタ 2016/11/19 -
子どもの頃に読んだ本をもう一度読んでみると
子どもの頃に思っていた内容と全然違っていたりして
なかなかに面白い♪
作者は、昔読んだ本を今度は大人目線で読み返し、
子ども頃にはわからなかった魅力を
あれこれ解説してくれています。
子どもの頃に読んだ本を
忘れた頃に読み返す一番の楽しみは、
とっくに忘れていたはずの、家の匂いや母との会話
好きだったおもちゃのことまで
あっという間に記憶が押し寄せてくること。
こんな風に、改めて本の魅力を語るのも楽しいけれど
子どもの頃に感じた、本を読み終わった時の感動や
物語の中に日常がすっぽりと入り込んでしまったような感覚をずっと忘れないでいたいと改めて思ったのでした。 -
児童文学って、いくつになっても楽しめるんだなぁと
実感した。
紹介されている本は、読んだことがある本が多かった
けれども、読んでいないものは、読んでみたいと
思いました。