絶対安全剃刀: 高野文子作品集

著者 :
  • 白泉社 (1982年1月14日発売)
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本棚登録 : 2024
感想 : 180
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592760160

感想・レビュー・書評

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  • 2024.4.9 読了
    今の高野文子につながる空気感なんかは感じられたが、さすがにいま読むと古い。
    それでも時々取り出して読むんだろうなぁ、という魅力はある。

  • オムニバス。昔の漫画だが、面白い。

  • とても繊細な漫画です。これからも繰り返し読むと思います。

  • 感想
    瑞々しい感性を落ち着きのある文章で表現しきる。抑制的だが個性が輝く。挿絵の雰囲気も相まってどこか幻想的な雰囲気も醸し出す。

  • 実験的に行っているのだと思うが、絵柄が非常に多様である。萩尾望都や大友克洋などの絵柄を借用しているものもある模様。それも含めてどれも質が高い。
    好きな作品もそうでもない作品もあるが、ひっくるめて全体的にとてもよい。
    特に好みだったのは、
    ・ふとん
    ・田辺のつる
    ・うらがえしの黒い猫
    ・うしろあたま
    ・玄関

  • 1977年から81年に発表された17編の短編作品集。

    NOTE記録
    https://note.com/nabechoo/n/n636958cb5805

    こういう素敵な作品に出会えると嬉しいなー。そう多くあるもんじゃないし、琴線に触れてくる、胸にきゅいーんと。ほわい?なぜ心に伝わってくるもんがあるのか。タッチマイハート。

    変わった言葉遣いや構図で独特なリズム感が生まれ、画のタッチも様々で、なんとも妙な世界観があらわれている。可愛くもありつつ、切なくもありつつ、時に困惑。ワクワク、ドキドキ。

  • よくわからない。
    男性と女性ではいろいろと異なるんじゃないかな、ということを思った。

    払ってもいい金額:400円

  • 何回読んでも新鮮。

  • 無限の住人の作者のかたが、対談で一番うまいとおっしゃっていたので買ってみました。

  • 読み味もタッチも様々な作品集だが、全編に独自の雰囲気が漂っている。表題作「絶対安全剃刀」は、わずか9ページの作品でありながらセンスが迸っていて、全てのコマが好き… どのページを開いても美しく、流れるような構図と線の描き方が良すぎる、天才だなあ。

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著者プロフィール

高野文子(たかの・ふみこ)
1957年新潟県生まれ。漫画家。1982年に日本漫画家協会賞優秀賞、2003年に手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。作品集に『るきさん』『おともだち』『絶対安全剃刀』『ラッキー嬢ちゃんのあたらしい仕事』『棒がいっぽん』『黄色い本』がある。漫画作品の他に、絵本なども手掛ける。

「2022年 『増補 本屋になりたい この島の本を売る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高野文子の作品

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