- Amazon.co.jp ・マンガ (198ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592760160
感想・レビュー・書評
-
こういうアングラな短編漫画を出してくれる白泉社の古きよき感覚好き
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
夢見心地。雲を掴むような感じ。
読み終わった後、そんな気分になった。
話の舞台は、全てが非現実的ではないのだけれど、目覚める直前に見ていた夢…全体的にそんな印象だった。
「田辺のつる」は、認知症のおばあちゃんの描かれ方に、驚いて複雑な気持ちになったあと、納得した。
ああ、そうか、確かに、こうなっていくのかも…と、自分の祖母のことを思い出した。
「おすわりあそべ」や「うしろあたま」は、主人公の心と自分の心をぴったり沿わせながら読んだ。
物語の彼女らと同じく、女らしさへの違和感を
抱えているので、読んでいて悲しくもなったが心地よかった。
最後に収録された「玄関」は、家が近所なだけでうわべだけ仲良くなっていたあの頃の友達を思い出し、苦々しくも懐かしい気持ちになった。
リアリティとか求めていないから、って気分のときに読むと、気分が良くなる作品集だ。 -
子どもの頃の 体で覚える感覚、
思春期の 頭で感情を膨らませる感覚、
そしてどこまでも広がる妄想。
かつて持っていた色々な感覚を、
まとめて追体験できる一冊。
リフレッシュしたいときに
読むと良い一冊。
-
看護師として人の死と誕生を見てきた作者による、短編集。
記号性の高い表現で、語られる話は、深い。 -
アネサのかわいがりのポーズ!が、すきです。
-
とても繊細な漫画です。これからも繰り返し読むと思います。
-
懐かしく読みました。
こちらのブログもどうぞ。https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/201904130001/ -
最後の「玄関」が好き。 昔の夏休みを感じる。
-
さらっとして、それでいて深いところも。