てのひら猫語り~書き下ろし時代小説集~(招き猫文庫)

  • 白泉社
3.39
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本棚登録 : 123
レビュー : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592831006

作品紹介・あらすじ

名匠・あさのあつこ初め旬の女性作家4名に『風の王国』で大躍進の平谷美樹を加えた5名の作家陣が「江戸時代」と「猫」をキーワードに描いた斬新な時代小説の競演! 川原泉のカバーイラストで登場!
2014年11月刊。

感想・レビュー・書評

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  • 短編集なので、物足りないなと感じた話もあります。
    猫好きな人におすすめの時代小説だと思います。
    一番印象に残ったのは、冒頭の「貨物屋お庸 貸し猫探し」
    です。SF小説としても読めます。

  • 何故か評価が低いようなのですが、私個人としては猫好きなのでとても楽しめました。
    あさのあつこさん以外の方は知らない作家さんでしたが。
    最初の話と最後の話が特によかったです。

  • 【収録作品】「貸物屋お庸 貸し猫探し」 平谷美樹/「洗い屋おゆき」 越水利江子/「着物憑きお紺覚書 縁の袖」 時海結以/「異聞 井戸の茶碗」 金巻ともこ/「鈴江藩江戸屋敷見聞帳 にゃん!」 あさのあつこ

  • いろんな作家さんによって書かれた江戸時代を舞台にした猫が出てくる短篇集。

    江戸人情+SFのような話に猫ってよく合うんでしょうかね。

    なんかこの手の話が結構好きです。猫が好きだからというのもありますけれど。

    またこういうコンセプトの本があれば読みたいです。

    (以上、ブログほぼ全文です。)

    ブログはこちら。
    http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4867562.html

  • 色んな作家さんの短編集って、好みじゃないのもあるものだけど、どれも楽しかった。

  • 書き下ろし短編集だけど、どれも続編ができそうな話ばかり。さらっと読めて、面白かった。

  • 招き猫文庫 ネコろんで読める時代小説。
    こんな文庫あったんだ!

    白泉社のPR
    http://www.hakusensha.co.jp/manekineko/detail.html?isbn=9784592831006

  • 猫の題材にした時代小説、5人の作家の5篇からなるアンソロジー。

    1.平谷美樹「貸物屋お庸 貸し猫探し」
    2.越水利江子「洗い屋おゆき」
    3.時海結以「着物憑きお紺覚書 縁の袖」
    4.金巻ともこ「異聞 井戸の茶碗」
    5.あさのあつこ 「鈴江藩江戸屋敷見聞帳 にゃん!」

    4.は、落語の井戸の茶碗(元は講談だっけ?)にうまく猫を絡めている感じで面白かった。題を見ずに読み始めたので、描き下ろしなのになんか知ってるような、、、って不思議な感じに
    1.2.3.は、アンソロジーという性格もあって、各々シリーズの猫関連を抜いてきました感があって、他にシリーズあるなら読みたい気もする


    招き猫文庫、白泉社ということもあって、カバー絵は川原泉さん。

  • 2017.10.22読了
    猫猫でいっぱいの短編集。
    老猫がお嬢様のために人間に化けて自分の代わりの子猫を探すお話、今思い出してもツンと鼻の奥が痛くなります。「猫又になってもあんたに生きて欲しかったのに!」

    色々とシリーズにもなっているようなので探して読んでみようかな

  • どれも読みやすい時代物を集めたアンソロ。
    『貸物屋お庸』シリーズを文庫本で一部読んでいるので、冒頭の「貸物屋お庸 貸し猫探し/平谷美樹」は既読。

    ・洗い屋おゆき/越水利江子
    貸物屋お庸シリーズのお庸同様、男勝りで捕り縄が得意な女の子が主役。
    スズメ同心と揶揄される若き同心・俊平がとてもいいキャラでした。優しい男は無暗にすごまないのね。そして俊平の義母が滅法強くて笑った。
    洗い屋家業、建物の中から聞こえる赤子の声、子供の掏摸・ゴンの立ち回り、おゆきの父親の死と、俊平の父親の失踪の真相。
    短いのにこれらが全てつながり、見事な構成でした。

    ・着物憑きお紺覚書 縁の袖/時海結以
    これ、面白かったので本編の本を買いに走りました。
    市蔵とお紺の関係がじれったいやら何やらで…。
    肝心のストーリーの方は、最後の最後まで誰が誰の味方だか敵だかがわからず、ハラハラして面白かったです。
    ツンデレおばあさんいい人だった。

    ・異聞 井戸の茶碗/金巻ともこ
    猫が巻き起こす、わらしべシンデレラストーリー(?)。
    父想いの秀の一途さに心打たれた。
    茶碗ってタイトルに入ってるのに、その茶碗がストーリーのキモになっていることに気づかなかった自分が悔しい…(笑)。

    ・鈴江藩江戸屋敷見聞帳 にゃん!/あさのあつこ
    化け猫奥方・珠子さんが何とも痛快な性格。お付きの者が「虎」っていうのにウケた。
    小学校高学年くらいの子ならすらすら読めそうなタッチで、ゆるりと気を抜いて読むことができました。
    読後感も爽やか。

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著者プロフィール

あさの あつこ
1954年生まれの小説家、児童文学作家。岡山県英田郡美作町(現:美作市)湯郷出身。幼少の頃から本に親しみ、中学の頃から創作日記をつけはじめ、中学2、3年生の頃から作家を志す。青山学院大学文学部入学後、児童文学サークルに入り活動。卒業後小学校の臨時教諭を2年間務め、結婚。日本同人協会「季節風」同人となり、そこに連載した『ほたる館物語』で作家デビュー。
代表作に、1996年から執筆を続ける『バッテリー』。97年野間児童文芸賞受賞、99年『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞、2005年『バッテリー』全6巻で小学館児童出版文化賞をそれぞれ受賞。シリーズ1000万部超の大ベストセラーとなり、映画化・アニメ化された。

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