着物憑きお紺覚書 (招き猫文庫)

著者 :
制作 : 高尾 滋 
  • 白泉社
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  • レビュー :3
  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592831105

作品紹介・あらすじ

江戸日本橋、古着屋の跡取り娘お紺は、着物に宿った情念を感じ取る特殊能力の持ち主。それを活かし、いわくつきの着物が招く不思議な事件を解決していく。市井に生きる人々の人情を描く異色連作登場!
2015年3月刊。

感想・レビュー・書評

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  • 古着屋の看板娘・お紺は、母親から「着物憑き」の能力を受け継いだ。「わけありの着物」を切ると、その着物に憑いた者の念が視えるという。
    お紺は奉公人になった福や、手代の市蔵とともに、着物に憑いたものたちの想いを解決に導き、さらの着物に戻していく。

    市蔵とお紺の関係が良かった。
    市蔵が過去に何をしていたのかはぼかして書いてあるけど、恩義と恋愛感情に似た何かを感じる。
    福くん目線で話が語られるけど、この子はとても素直なので好感度うなぎのぼり。

    第一話「母の懐」。
    福と母親が、病気の父親の薬代のために商売をしていると、突然身なりのいい女がやってきて、母親のボロと自分のいい着物を取り替えてくれと言う。強引に着替えた女はどこかへ行ってしまう。
    着替えさせられた母親は何だか気持ち悪くて、お紺のいる古着屋に駆け込む。

    第二話「猫の恩」
    市蔵が売った三枚の着物。だが「この着物には何かが憑いてる」というクレームがつく。

  • 着物の想いが伝わるという特殊能力があったりするのですが、それより皆の真っ直ぐな姿勢に目が行きます。
    主人公の福くんが素直で一生懸命で本当に可愛い。

  • 着物好きなので楽しめました。

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