忍びのかすていら (招き猫文庫 み 1-1)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 29
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592831334

作品紹介・あらすじ

戦も収まり秀忠の治世。元忍者で今は江戸で、よろず請負人となっている橘清十郎。稼いだ金を菓子作りにつぎ込み、心の拠り所としている。ところが彼の娘と名乗る少女が現れ、様々な事件が身に起こる!
2016年3月刊。

感想・レビュー・書評

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  • 小雪ちゃんが可愛い!

    あと、読後に「シベリア」が食べたくなりました(笑)。

  •  2016-08-14

  • さらっと読める江戸物。
    気軽なんだけど、その分深みが無くてちょっと物足りない。

  • 「忍び稼業」から足を洗った清十郎は自由を手にし、菓子作りに没頭する。すべての稼ぎを食材の白砂糖に注ぐ日々。だが、平和な時間は続かない。辻斬り退治の仕事をよろず屋から請け負ったことで、将軍の跡目争いに巻き込まれる。さらに6年前にくノ一奈津との間に生まれたという娘・小雪が清十郎の前に姿を現し、騒ぎは複雑に。苦労の末、作り上げた「かすていら」を最後には誰に食べてもらうのか。簡潔な文とスピーディーな展開で面白かったです。

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著者プロフィール

兵庫県生まれ。お茶の水女子大学大学院理学研究科修士課程修了。2012年「朝の容花」で第24回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、『かおばな憑依帖』と改題してデビュー(文庫で『かおばな剣士妖夏伝 人の恋路を邪魔する怨霊』に改題)。幽霊が見える兄と聞こえる妹の話を描いた『損料屋見鬼控え』は霊感のある兄妹の姿が感動を呼んで話題になった。その他の著書に『忍びのかすていら』『学園ゴーストバスターズ』『学園ゴーストバスターズ 夏のおもいで』『黒猫の夜におやすみ 神戸元町レンタルキャット事件帖』 『心花堂手習ごよみ』などがある。

「2023年 『福猫屋 お佐和のねこわずらい(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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