ニライカナイ~永遠の道連れ~ (花丸文庫BLACK タ 2-1)

著者 :
  • 白泉社
3.27
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本棚登録 : 87
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592851172

作品紹介・あらすじ

魔を払う手を持つ骨董店の主人伊織を守るのは、端正な妖怪水虎。ところがある事件を境に、その存在も、伊織の記憶からも、水虎が消えてしまい……。何度忘れても蘇る恋う想い、命がけの奪還劇!! 2014年1月刊。

感想・レビュー・書評

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  • 表紙よりも中にあるカラー絵のほうが迫力があって私は好きです。
    水虎のたまと、骨董店の店主伊織のお話。

  • 人外ファンタジー、水虎のたま×魔を祓う手を持つ伊織。面白かったと思います。どんなに酷い目にあわされても何度も何度もたまを迎えにいく伊織、お互いを求めあって引き離されても記憶をなくしてもたまを欲する伊織の情念が凄いなぁと思うけど、そこまでする強い想いを伊織から感じる事ができない。2人の出逢いとか伊織の感情とかがもっと深く書かれていたら良かったのにと思うのですが、そこが残念。迎えにいく場所が地獄なので描写が痛すぎて読むのが辛かった…

  • 高岡ミズミ氏は私にとって当たり外れがあり、いつもドキドキしながら買っています。w
    今回は表紙買い。斑目ヒロ氏のコミック好きなのはモチロンですが、この方のイラストは色が美しくて特に好きです。表紙の水虎のもふもふ感が素敵で、伊織の色っぽさがまさに滴るようで、この二人なら内容がアレでもオッケーだわ、と買いました。高岡さん、ごめんなさい。ww

    内容は突っ込みどころはそりゃいくつも有ったけれど、水虎の、自分より伊織が超大切という口にしない想いも健気だし、伊織の諦めない、しつこい!水虎への想い(300年愛と言っていいでしょう)が通じるまでの根性も大好きです。ということで、表紙の素晴らしさと二人の愛に☆4つです。
    300年も間に立って世話を焼いてくれた篁さんご苦労様でした!

    それから、タイトルはむしろ「黄泉比良坂」でしょうよ。もちろんイザナミを見捨てたイザナギと違って一度も逃げなかった伊織はイザナギよりエライよ!www

  • 表紙と本の紹介文で買いましたが、読み終わった感想としては「そっちかよっ!!」です。

    花丸BLACKで厚さも薄いし、内容がさらっと終わってしまうも仕方ないのですが、設定や表紙の雰囲気がよかったので残念です。

  • 何度記憶を消されても思い出し地獄へ向かう主人公。せつない。
    主人公、伊織の持つ不思議な力や水虎の存在などあっさりしていて世界観や関係性をもっと読みたかった。
    BLACKなのでグロ、痛いシーンもありますが許容範囲でした。

  • タイトルと表紙絵買い。
    もう少し中身が濃いのかな~と思っていたけど、そうでもなかった。
    痛々しい場面とかも多いし、その世界を目の当たりにしたことがない(当たり前だけど)から、想像し難い部分はあるものの、主人公たちの愛の深さは十分に伝わってくるし、黄泉の世界を統べる存在の人的な部分も相まっていていいお話にはなっていると思う。
    というか、たまが欲しい。

  • 表紙に惹かれて購入しました。 割と重い内容の本なのか?と思ったんだけれど、グロイシーンもあるけれど、面白さもあって、楽しく読めました。 たまを奪回すべくあの世に・・・。 なんかあの世から帰っるたびに記憶をなくしていて、普段の生活に違和感を感じ、そしてまた思い出してあの世に・・・。 なんとも切ない!って思ったら地獄でのグロさがあって、グロイの苦手なんだけれど、意外にサラリと読めましたね。 閻魔も悪いイメージではなかったですし、面白かったです。

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著者プロフィール

1999年9月商業誌デビュー。シリーズものを多く手掛ける。

「2018年 『仮面皇帝と異界の寵妃 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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