- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592851172
作品紹介・あらすじ
魔を払う手を持つ骨董店の主人伊織を守るのは、端正な妖怪水虎。ところがある事件を境に、その存在も、伊織の記憶からも、水虎が消えてしまい……。何度忘れても蘇る恋う想い、命がけの奪還劇!! 2014年1月刊。
感想・レビュー・書評
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表紙よりも中にあるカラー絵のほうが迫力があって私は好きです。
水虎のたまと、骨董店の店主伊織のお話。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
高岡ミズミ氏は私にとって当たり外れがあり、いつもドキドキしながら買っています。w
今回は表紙買い。斑目ヒロ氏のコミック好きなのはモチロンですが、この方のイラストは色が美しくて特に好きです。表紙の水虎のもふもふ感が素敵で、伊織の色っぽさがまさに滴るようで、この二人なら内容がアレでもオッケーだわ、と買いました。高岡さん、ごめんなさい。ww
内容は突っ込みどころはそりゃいくつも有ったけれど、水虎の、自分より伊織が超大切という口にしない想いも健気だし、伊織の諦めない、しつこい!水虎への想い(300年愛と言っていいでしょう)が通じるまでの根性も大好きです。ということで、表紙の素晴らしさと二人の愛に☆4つです。
300年も間に立って世話を焼いてくれた篁さんご苦労様でした!
それから、タイトルはむしろ「黄泉比良坂」でしょうよ。もちろんイザナミを見捨てたイザナギと違って一度も逃げなかった伊織はイザナギよりエライよ!www -
何度記憶を消されても思い出し地獄へ向かう主人公。せつない。
主人公、伊織の持つ不思議な力や水虎の存在などあっさりしていて世界観や関係性をもっと読みたかった。
BLACKなのでグロ、痛いシーンもありますが許容範囲でした。 -
タイトルと表紙絵買い。
もう少し中身が濃いのかな~と思っていたけど、そうでもなかった。
痛々しい場面とかも多いし、その世界を目の当たりにしたことがない(当たり前だけど)から、想像し難い部分はあるものの、主人公たちの愛の深さは十分に伝わってくるし、黄泉の世界を統べる存在の人的な部分も相まっていていいお話にはなっていると思う。
というか、たまが欲しい。 -
表紙に惹かれて購入しました。 割と重い内容の本なのか?と思ったんだけれど、グロイシーンもあるけれど、面白さもあって、楽しく読めました。 たまを奪回すべくあの世に・・・。 なんかあの世から帰っるたびに記憶をなくしていて、普段の生活に違和感を感じ、そしてまた思い出してあの世に・・・。 なんとも切ない!って思ったら地獄でのグロさがあって、グロイの苦手なんだけれど、意外にサラリと読めましたね。 閻魔も悪いイメージではなかったですし、面白かったです。