危ない修学旅行 (花丸ノベルズ)

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (169ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592860983

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  •  須藤泉は、父子家庭で育ち、家の家事を一手に担っている。
     それを知られたくないという気持ちや、幼少時の記憶から他人を近付けないようにしていた。
     ところが、クラス委員長の瀬川伶司と佐渡章吾は、そんな須藤に遠慮なく近づいて来るワケありの自称・友人であった。

     そうやって須藤は二人に、徐々に距離を詰められていく……

     そんな時、北海道に修学旅行へ旅立つ事になる……。


     という感じの話でした。
     実は、個人的にこの後の話から読んでしまったので、かなり、びくびくしながら読んだんですが。

     思った以上に普通のBLでびっくりしました。

     あれー……?
     この話の何がどうなってあんなことに……? いや、片鱗がまったくないわけじゃないんですけど。

     今回は完全に、瀬川のターン。
     徐々に須藤との距離を詰めて、瀬川に優しい言葉をかけられた須藤は、瀬川に惹かれていって。
     瀬川が他の人を抱きしめている場面を目にして、嫉妬をしたり……。
     一方の瀬川は瀬川で、須藤に告白した(つもりでいた)のに、あっさり須藤に「どうでもいい」と言われてしまっていらっとしたり。

     最後は、須藤が瀬川に対する気持ちを受け入れて……ハッピーエンド……かと思いきや。
    「須藤はすりこみで瀬川を好きなんだ」
     という理屈が展開され、佐渡もはっきりと宣戦布告して来る……という話でした。

     えーっと……。
     この巻では、完全に佐渡は保護者みたいないい人になっちゃってるんですけど、いいんですか……?
     そのせいで、佐渡が「須藤が好きだ」言っても、イマイチ本気にとれないというか、なんというか……。

     ファーストキスも須藤の初めても、全部瀬川に奪われちゃってるけど、いいのかなー……?
     普通、好きだったらもうちょっと本気で頑張りそうな気もするんですが……。
     これから、ですかね……?

     大分、このシリーズの話のイメージが変わりました。

  • サハラ氏にはまっている友達がいて、借りた一冊。

    サハラは設定とか話の展開とかゆっくりちゃんと書いてあるので、話に入りやすいなぁと思って読んでました。
    要するに、「ヤルだけ目的のやおい」じゃない。

  • 綺麗で無愛想な泉を巡る美形2人の3Pシリーズ。

    とにかく美形ぶりが半端じゃありません(笑)
    こちらのパパ編もお見逃し無く♪

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