ありす・すきゃんだる: 育生&国立・6 (花丸ノベルズ)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 18
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (164ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592861782

感想・レビュー・書評

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  • 桂、こんな泣き虫な子って、現実味ないな~。
    こんな守られてていいのか?

  •  1つ目は、化け猫騒動に巻き込まれた育生と国立の話。
     相変わらず、恐いのがダメダメな育生が、一生懸命、一人で騒いでる感じの話でした。
     オチも何となく、予想のついてる範囲内だったので、あんまりー……って感じですかね。

     それよりも個人的には、2つ目のずーっと、脇役として出てきてたけど、はたして、どこまで進んでるのかどうか、さっぱりわからなかった「岡野&桂」のことが書いてある話の方が、個人的にはとっても好みでした。
     まぁ、でも、これも桂の過去の話になるので、この話を書いておいて、これから2人がどうなっていくのか……という、伏線でしかないと思うんですけどね。
     それでも、桂の少し痛い過去がわかって、桂に感情移入できるようになって、おもしろくなりました。
     それともう一つ。
     岡野は意外と、本命は「大切に大切に」しがちなタイプなんだなー……ってのもよくわかりました。
     作者さんも岡野もそうなんですけど、無理に桂を子供のままにしておき過ぎじゃないかなー? という気がしなくもない。
     桂は、内側になかなかにブラックな面も持ち合わせているみたいだから、意外としたたかなんじゃないかなー? って、思うのは私だけですかね?
     なんか、ちょっとそこだけアンバランスかなー、と。

     まぁ、結論としては、これからの岡野さんに期待! というところでしょうか。
     シリーズを読んだことのある人は、2人の関係がはっきりするので、読んでしまうことはおすすめしておきますー。

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