- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592862734
作品紹介・あらすじ
ミッちゃん、だいすきだ。ずっとそばにいるよ。いつまでもずっと。切なくて、哀しくて、やがて溢れる優しい愛。榎田尤利の幻の傑作がいま蘇る。
感想・レビュー・書評
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復刻されていたの知らなかった。また読むことができてうれしい。
ジャンルとしてはエンタメでBLだけど、人間がしっかり書かれたよい小説だと思う。
紺野キタさんのイラストが合っている。好き -
切ない系で、淡々と読んでいきながらも、止まることなく完読いたしました。
事故にあった浩一と、事実を受け取れない満の切ない恋模様。 -
2014年読了
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4年前くらいに途中まで読んで積読していた本。
当時は魚住君シリーズのようなものを期待していたので少々残念だった。
個人的にわんこ攻めは苦手なのだけど最後まで読めたのはやはり文章の巧みさにあると思う。とても読みやすい。
わりと死体の描写がグロかったので「これセックスするんかな」と気になっていたけど最終的にはしていたので「ヤるのか」と感心した。
相変わらず女性キャラが素敵でいい味出している。
生(赤ちゃん)と死(浩一)というのを対比的に描いている。
彼が最後に家族の元へ帰っていたのがとてもよかった。 -
のっけから『さよならへ向けてカウントダウン』がはじまってるわけで、二人もそれを心のどこかで知っているわけで…
明るく健康的な会話が哀しいくらい不健康だ。切なく哀しく静かに…薄くつもる雪のようにサヨナラが重なって行く・・・そんな感じのお話でした。
いい話だった。
でも復刊は文庫で出して欲しかったなぁ…とちょっとだけwwww -
紺野さんの装画つながりで読んでみました。ただのBLではなくて考えることがあったのと、文体やキャラが魅力的だったのが素敵でした。