- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592862758
作品紹介・あらすじ
師匠である落語家・山九亭初助の死を知った山九亭感謝。その胸のうちに、厳しく誇り高い芸人だった師匠への想いが去来する…。
感想・レビュー・書評
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図書館でなんだか目立つ本だなぁと。
タイトルもシンプルで色もかわいい。
落語?あれ?山田ユギの絵だぞ⁈
たぶん借りなさいってオーラが出てたんだな…
まさかの幻のBL作品だったとは(〃ω〃)
うっかり借りないように注意してください笑
主人公の山九亭感謝が師匠である落語家・山九亭初助の死を知ったところから物語は始まります。
感謝が弟子入りした頃の若き初助の話と現在40を過ぎた感謝の話が感謝目線で語られます。
もう師匠の初助がヤバすぎます。
魅力ありすぎて魔性の男!!
すべては芸の肥やし!!
すっごく面白かった〜♪
ジュネで掲載され文庫になった後レーベル廃止…
白泉社から再販という経緯を経ての二冊発売!!
ありがとう白泉社‹‹\(´ω` )/››
もう一冊の「花扇」は初助師匠が主人公らしい。
すぐ読みます!!
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最近BLものを読んだりもするがこの作品は榎田尤利と同様その描写を含めて単純に落語の師匠の話としてとても素晴らしい小説。次作の花扇を早く読みたい。
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2018.4.22 読了
師匠 山九亭初助(さんきゅうていうぶすけ)に
弟子入りした 要。
いきなり 師匠が亡くなるところから始まる。
短編集で、師匠との回想を絡ませながら
話が進む。
なんか こんな話だったのね、感が。
ちょっと思ったのと違った。
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噺家に弟子入りした主人公と師匠、兄弟子の話。
主人公の恋愛より、主人公から見た師匠の男関係が中心に描かれていて、師匠初助の一貫した生き様や美学に惚れ惚れしてしまう。
一般書でもいけるクオリティ。
傑作という評判どおりの作品でした。
17年前の作品だった。
全然古さを感じなかった。素晴らしい。 -
落語家・山九亭初助を師匠とする山九亭感謝の視点で語られる芸の世界
笑いも悲しみも妬みも喜びも様々な情が沸くお話でした -
もちろんメインカップリングも素敵なのですが、初助師匠と感謝師匠のやり取りや、師匠を取り巻く情念、そして孤独に心惹かれました。メインカップリング以外でも楽しませてくれ、そこに関しては満足です。
本来なら☆5つつけたいところですが、口調に落語家らしさを感じられなかったところが気になりました。相手によって違和感の度合いが違ったので、気を許しているところを表現したいのかもしれませんが、流れるような美文だっただけに、そのようなことで興を削がれ、ちょっと残念です。また、甥っ子の漫才コンビが登場する理由がいまいち分からないなあと……面白ければいいんですけど、正直、うーん……花扇の方は買わないかもしれません。
しかし、そこが気にならなければ、この作品はとても素晴らしいので、落語ものを読みたいというより、師弟関係などを楽しみたい方にはお勧めしたいです。
コレ… 読んでみたいなぁ〜
小説からはかなり遠のいていますが、読んでみちゃおかな!
コレ… 読んでみたいなぁ〜
小説からはかなり遠のいていますが、読んでみちゃおかな!
この作品良かったですよ!
師匠がホント色っぽい‹‹\(´ω` )/››
この作品良かったですよ!
師匠がホント色っぽい‹‹\(´ω` )/››