お仕置きブラザーズおかわりッ!! (白泉社花丸文庫 お 1-19)

著者 : 大槻はぢめ

• 白泉社 (2003年2月1日発売)

感想・レビュー・書評

[彩波（いろは）さんの感想 · 2011年10月12日]

　前作の続きでした。
　なんとなぁーく、前作の最後で、ちょっとは甘ーい雰囲気になったのかな??　と、思ってたんですが。
　ちっともそんなことなかったです……（汗）

　やっぱり、このお兄ちゃんは一筋縄ではいかなそうです。
　廉の気持ちは決まってるんだから、お兄ちゃんさえ素直になってくれたら、うまくいくのに……と、思うんだけど、素直じゃないからこのお兄ちゃんなんですよね。

　物語としては、「借り物」にされてしまった廉の奪い合い……感じだと思います。
　よくある、王道テイスト。

　お兄ちゃんは廉が借り物にされたと聞いて、機嫌が悪くなりはするものの。
「自分は借り物競走には出ない」と言って、廉はショックを受けますが、最後はやっぱり……。

　って感じのお約束ですね！

　王道ちょっぴり鬼畜風味がお好きな方にはおすすめできると思います。

[水紅さんの感想 · 2007年4月7日]

初版・2003年2月25日
大和学園一年の城山廉には、同じ学校の三年で風紀委員長を務める眉目秀麗な兄・京がいる。しかし、兄と敵対している学年一の不良・榛原英二に近づき口説かれたことを知られて、兄からヒミツで濃厚な「お仕置き」を受ける羽目に！　そんなある日、廉はもうじき行われる体育祭の演目、借り物競争の借り物役に選ばれる。榛原もそのレースに出るというし、兄は機嫌が悪くなるし…。借り物って一体何!?

[米子さんの感想 · 2006年3月2日]

今回は体育祭のお話。お兄ちゃん、鬼畜です。とにかく面白い。