桜霞の神隠し (白泉社花丸文庫 り 2-1)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 51
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592875871

感想・レビュー・書評

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  • うぅん……もの凄く評価に困った作品。
    なんちゃって平安風ファンタジー?
    とでも言いますか、鬼退治をしにきた領主の妾腹の息子が、
    あっさり鬼にやりこめられて、めでたしめでたし。
    要約しすぎましたが、その間には親に疎まれた子供の
    悲哀だとか、人の子として生まれながら鬼になってしまった
    過去だとか、内容としてはなかなかいいのではないか、
    と思うのですが……うぅん……。
    デビュー作ということと、Web作品に加筆修正したもの
    という点で、オマケ★という感じです。

    というのも、なんちゃって平安風ファンタジーなのは
    いいのですが、なんちゃってだとしても【平安風】と
    いうのなら、平安風を心がけて欲しかった。
    装束やら世界観やらなんやらがいかにそれっぽくても、
    物語に重要な【言葉】があまりにも現代風で、ここって
    平安風なんだよね……?
    と何度も確認しそうになってしまいます。

    受が少しアホの子なんですが、悪い子ではないので、
    その当たりをもう少しお上品にしてくれていたら
    よかったのになぁ、というのが残念です。

  • 雰囲気が昔っぽいのに比べ最近の用語が出てきてちょっとげんなり。
    でも、話はよかったです。

  • まあ悪くないですよ。

  • 昔話風……平安っぽいのに、逆ギレとか地の文にあって、ちょっとひっくり返りそうになったのですが、泣けそうだったので!
    ちらちら立ち読みした限りその辺は気にならなそうです。人外とかわいそうな受け萌えーなかんじ。

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