赤の王青の王子: 蒼の光 (白泉社花丸文庫 ち 1-1)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 41
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592875918

作品紹介・あらすじ

剣道の試合会場へ急いでいた蒼(高3)は、それが災いするとも知らず、バスの中でつい居眠り。目覚めてみると、そこは古代異世界だった。状況が把握できないまま蒼は金髪碧眼の美丈夫と出会うが、困ったことに言葉がまったく通じない。あげく相手は何を思ったか、突然唇を塞いできた!とっさに竹刀を構えた蒼だったが、優雅に跪いて謝罪の意を示した男は、なんと、蒼を宮殿へと連れていき…!?現代高校生と王子様が紡ぐ、青の神話、いざ開幕。

感想・レビュー・書評

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  • 好きなサイトの、好きな作品が商業化。嬉しいような悲しいような。サイト掲載時より、かなり加筆してあるけれど、良くなってる。

  • 最初から知らない単語が端々に出てきてこれは何の続きなのだろうと戸惑ってしまった。
    サイトに掲載されていた話の番外編ということでした。商業化一冊目にしては随分と不親切だな、というのが正直なところ。

    以下は、サイトの話を読んでいない前提での感想です。

    攻が王子にしてはあまりにも短絡的で考えなしなことに驚きました。
    受が異世界の言葉を覚え切れていない設定のため度々幼児言葉が出てくるのですが、これも好みが分かれそうです。(個人的には読みづらい&その状態でお互いを好きということに疑問を持たないことが不思議でした)
    言葉遣いは置いておいても、受が高校生のわりに幼すぎる思考回路をしていて受け入れにくかったです。

    あけすけな書き方が特徴の一つかなと思うのですが、最初のHシーン描写がどうにも痛くて読みながら顔をしかめてしまいました。

    全体的に、ご都合主義感が否めません。
    主役の2人をハッピーエンドにする裏側で不幸になった脇役達が多かったので、彼らへのフォローも欲しかったです。

    二人だけ幸せになればそれで良いって、ちょっとそれはないんじゃないの…と。
    攻は初恋の相手?にふられて可哀相だから幸せにしてあげなきゃ!みたいな思惑が透けて見えました。

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