兇暴なる殉愛 (白泉社花丸文庫 い 6-3)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 59
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592876694

作品紹介・あらすじ

月にたった一度、別人に変装して父の支配を忘れられる夜。崎久保玲也は新宿で発砲事件に遭遇し、10年間恋い焦がれ続けた相手、穂村勲に再会した。「議員の息子が、その格好はどうしたわけだ」指摘されたものの、玲也にはそれよりも、彼がやくざになっていたことの方が衝撃だった。それはきっと、昔自分に関わったせいに違いないから。穂村はその晩、圧倒的な力で玲也を貪り尽くした。そして、ある要求を突きつけてきて…。秘める想いvs激烈な情動、すれ違いの無限エロス。

感想・レビュー・書評

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  • ヤクザ×議員の秘書
    狂犬のような攻が受にだけなつくというツンデレが大好物、愛憎、執着という言葉が大好物な私にはドンピシャでした(´Д`)
    エッチも衆人?プレイや電話をかけさせながら、などヨダレもの(´ρ`)
    ただ攻と受が惹かれあうのが過去でそれありきで話が進んでいくので、もうちょっと過去を掘り下げて、両者の心理描写しながらどうして惹かれていったか書いてほしかったので、マイナス1で…

  • 思っていた以上によかった!勲の素直じゃないけれど熱烈な想いに満足です。
    再会物はあまり好きではないのですが、今回は大当たり♪題名も見事な殉愛でした。
    いつものBLと違うところは玲也が勲の言うことを聞かないのはプライドではなく、もともと自分の今の状況が嫌だということ。それなのにそれ以上に勲のもとに行きたくないのは母親ではなくて勲自体にネックがあるという。でもさ、さすがにあのお食事会はないわ(笑)。

  • 自分の中で途中シリアスからトンキワに転落。可笑しかったです。

  • やっぱりデビュー作の「モルグの番人」が一番好きです、私。

  • ヤクザ×議員の後継者、再会、陵辱もの。
    最近のお気に入り作家さんですが、今作はあまり好みでは無かったかも。

    キャラクターにいまいち魅力が感じられない。
    受けの境遇には同情出来るし、好きな相手だからこそ報復みたいに抱かれる事に悲嘆する気持ちは理解できるが、何故そうまで頑ななのか?

    そして攻めの執着も子供じみていて…。

    ただ拘束・剃毛・嵌めたまま電話を掛けさせるなど、プレイのバリエは豊富です(笑)あわや眼球舐め?なシーンとかも、ドキドキしました。
    今城さんの描くエロシーンは個人的に結構好きなので、このあたりは楽しめた♪

    そして高嶋上総さんの絵、相変わらずお美しかったです!
    もっと色っぽいシーンの挿絵も見たかった。

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