- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592876885
作品紹介・あらすじ
内紛真っ只中のスラビア共和国。その戦闘地域に突如民間ヘリが闖入し、誤爆された。傭兵の海渡が駆けつけると奇跡的に生存者が1名。とんでもない美貌の男は幸いすぐに気がついたが、「嘘、名前が出てこない…」事故のショックでだろう、自分の素性に関する記憶を失っていた。呻き震える麗人はまるで捨てられた小動物のようだった。無垢で危ういその姿に、海渡は無意識に心を奪われて…。運命のゲリラロマンス。
感想・レビュー・書評
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傭兵が出てきて戦場のシーンも出てくるけど、基本甘々。
聡司の記憶をなくしている間の甘やかされっぷりが素敵。 -
人形のような美形の博士、イラストが決まっていての設定だったらしく納得。
傭兵部隊ですが甘々の設定です。 -
傭兵×天才科学者(記憶喪失)
幼少の頃、親に捨てられたことで感情がうまく出せない
天才科学者が記憶をなくすことで、感情が出せるようになって・・・っていう、あらすじでもう記憶戻った時の事を考えて
切なくなったw登場人物が多いので出てきた時は「うっ」っとなりましたが、1人ずつお見舞いという手法で混乱しないで全員、名前と性格が頭の中に入ってきた時は作家さんスゴイ!と思いました。 -
傭兵チーム隊長のシリウス×記憶喪失の国立アカデミー天才研究員聡司。
硬派な舞台設定とロマンチックな要素のバランスが絶妙です。戦闘シーンとか、テロとか回避したくなるところを、記憶喪失で美形という聡司の存在感で甘く味付けして一気に読ませちゃう上手さ。面白かったです。
感情を決して外に出さないクールビューティーで天才的な頭脳を持っていた聡司が、戦闘に巻き込まれ九死に一生を得たものの記憶を失ってしまい、子供のように素直でいい子になってしまったギャップにきゅんきゅんさせられます。
こんなイノセントな聡司を傭兵チーム全員絶対にほっとけないだろうという気持ちがしっかり伝わってきたのもよかった。
そして、そんな聡司にほだされ、きっと柄でもないだろうにあれこれ気遣いするシリウス。甘やかしているのがまるわかりなのも、意外に読んでいて心地よかったりします。
不安で心細くて、シリウスなしにはやっていけないくせに、ちょっとでもチームの役に立ちたいと頑張る聡司が健気でかわいくて、皆に愛されてるなーと伝わってきてほのぼのさせられました。
が、ほのぼの、甘々は長続きしないんですよね。突然やってくる局面からストーリーはまたハラハラする方向へと進んでいきます。陰謀による危機とその鍵を握る人物など、思った以上にスリリングな展開でした。
いつも危機にさらされているシリウスにとって、こんなにメロメロになる恋愛は初めてのはず。カッコよくて弱味なんかなさそうなシリウスが、裏では悶々としていたのかと想像すると、とっても親しみを感じます…
聡司が孤独だった境遇から一転して、皆から愛をいっぱいもらって、恋することも覚えて、人間的にも大きく成長していく姿がよかったです。
とても、ロマンティック。読み終わった後もあまーい余韻に包まれました。 -
傭兵もの大好き。メンバーが個性的で面白かったけど★3つぐらいかな。サクッと読了。コミックスで読んでも面白そうなお話だと思った。とにかくシリウスがベタベタに甘やかしているのが◎!さらにシリウス視線もちょっと入っていてニヤニヤしてしまった。
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傭兵の集まりのはずなのにやたらに甘いです。
記憶喪失もの。
受がやたらかわいく、なかなか感情が表せないときでもすでにわかってるからと言ってあげたくなりました。 -
面白かった♪けど、キャラが多くて横文字なので最初は何回もキャラの設定文章の所に戻ってしまいました。ちょっとしたスリリングな展開もあって楽しめましたし、受けも可愛かったですね。ちゃんとラストでは今後の二人の未来も分かって読了感もすっきりでしたね。でも読者にも途中まで聡司の正体が誰なのか、目的はなんなのか?って分からない展開に持っていった方がもっと面白かったかも・・・、あらすじ読んだ時はそんな展開だと期待していたんですよね、実は。
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アットホーム傭兵ものという新ジャンル。