妄愛ショコラホリック (白泉社花丸文庫 か 7-3)

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592877103

作品紹介・あらすじ

大昔のバレンタイン。頭突き付きで振ってやった冴えない男が、超イケメンショコラティエとなって舞い戻った! 十有余年想い続けていたというが、その盲愛と再アタックぶりは完全に変態で……!? 2013年5月刊。

感想・レビュー・書評

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  • マシなチョコを作ってこいの一言で、世界一のショコラティエになった高晴の潔く気持ち悪い変態ストーカーっぷりに、押されつつも絆されるカフェオーナー頼朋
    軽快なバトル掛け合いと筋の通った変態っぷりが面白い。

    年季の入ったストーカーならではの協力者が頼朋の幼馴染みであり、スタッフの健斗なので、暴走を食い止めつつ楽しんでる第三者目線が読者目線だなーとw。
    しっかり世界一になってからお姫様を迎えにきているのも善きでした。

  • ストーカーショコラティエ後輩×美男子カフェオーナー
    熱烈に愛されて絆されていくのが可愛くてくすぐったかったです。
    なにがあってもブレない高晴に安心。
    嘔吐萌があっても暴力的に育たなかった高晴で良かった…
    嘔吐してほしくて腹パンとかしてたら嫌いになってた…
    我妻さんもいい男だし建斗もミシェルもいい味出しててすき。

  • 年下攻!高晴、頼朝を始めてみた時からずっと好きだったらしく…。好きさ加減が変態以外のなにものでもない、変態の中の変態!シリアスな場面もあるのに、変態ち始まり変態に終わる(笑)頼朝の親友建斗もいい働きをしてくれました!おもしろかったです。

  • 変態ショコラティエ×カフェオーナー
    高校時代バレンタインに友人たちの前でいきなりチョコを持ってきて告白してきた後輩、高晴。しかもそのチョコレートは激マズだった。もっとマシなもん持って出直してこい!的な発言で追い返した頼朝。
    再会は頼朝の祖父が残した喫茶店をカフェとして再開した向かいにショップが出来たことだった。
    挨拶にきたのはすっきり男前の世界一のショコラティエ、高晴。最高のチョコを持ってやってきて、マンションまで隣の部屋。高晴は過去の頼朝の言葉を胸に精進し、ショコラティエになり、そして行動を開始!!
    彼の部屋にはとあるルートから仕入れた頼朝グッズがズラリ。隠し撮り写真から、捨てたはずの制服やシャープペン・・・。本人がゴミと思っているようなものを番犬に守らせ、頼朝の日記までつける始末。
    グイグイ押してくる高晴に頼朝は疲れ果て、奴隷扱いしてみたり、ほかの迫ってくる男との関係を匂わせたり・・・ちっともめげずに追ってくる高晴。
    そんな時、頼朝の音信不通だった父親によってカフェの土地が売却され・・・。
    とにかくイケメンショコラティエ(変態)に死ぬほど付きまとわれる話です。好きです、なんでもします!です。ストーカーです。あまりの献身っぷりにほだされちゃうんですね・・・。

  • ☆限りなく5に近い4
    何この変態攻wwww高晴、最強でしょww
    変態ストーカーっプリが賛否両論な感じだけど、私は高晴の可愛さで相殺されたかな。
    だって、ファンタジーだもん!
    頼朋も最初あんな嫌がってたのに、絆されて、挙句の果てに気持ちを全部溢したくないとか、もうどんだけだよwww
    寧ろ私的には突き抜けてて良かった!
    チョコレートの官能的な雰囲気とかも良かったし、建斗がいい味出してたし、ほわほわ変態ストーカー話で終わるかと思いきや、いきなりのお父さん登場で親らしからぬ事するし・・・。
    最後はもう二人の甘々なのが可愛くて良かったし。

  • 愛しい可愛い変態ストーカーwww

  • うーん・・・収集癖のある執着愛って苦手でした。

  • やっぱ変態がネタだとパンチは出やすいよなとは思う。もうちょい地の文があっさりしてたらいいなとは思うけど好きでした。しかし、ストーカーは気持ち悪い。イケメンだったらいいってわけじゃない(笑)

  • 「恋は賢者の愚行」がなかなかよかったので、購入。プラス、北上れんセンセのイラストに吸い寄せられたのは否めません。口絵が無い花丸にはがっかりなのですが、それでも美麗な挿絵がいっぱいで楽しく読めました。

    強烈にクセのあるキャラを登場させてくる作家さん。今回は攻がストーカー気質でした。12年もの間、中学で先輩だった美人の頼朋を想い続けてきた人気ショコラティエの高晴。
    並の一途さではありません。不出来な手作りチョコを頼朋に拒否られ、「もっと、マシなチョコ作ってこい!」と言われたのを真に受けて、フランスとベルギーに修行に行っちゃったという筋金入りです。そして、頼朋のカフェの正面にお店を出してしまうという、大胆で強引な再会へと持っていきます。
    それだけではなく、高晴にはまだまだ変態臭い数々の秘密があったのでした。

    高晴は帯のアオリにあるとおり、北上センセの超イケメンビジュアルなので、彼がヘンタイであろうと、ストーカーで付きまとおうと、許せるかんじ。
    しかし、これが頼朋にとっても読者にとってもキモくてごめんなさいという風体だったら、また違う感想になっていたはず。
    そこはあんまり深く考えずに、高晴のことはひたすら一途な年下わんことして受け止めた方が、BLドリームかも。

    それより俄然心魅かれたのは、高晴が25にしてDTなところです!イケメンでモテそうなのに残念で、ときめきました。
    それだけじゃなくて、アレも初めてだった…!というのに、萌えました。まっさらな攻には、やはりまっさらか手練れな受が思い浮かびますが、頼朋は男前という言葉がピッタリな受でした。

    軽快な文章で、笑わせるところもありながら、心情面も丁寧に描かれていて、胸を打つところもしっかりあって引き込まれました。
    ショコラティエのお仕事部分やカフェの経営も、抜かりなく描かれていたところもよかったです。
    これからも、ひるむことなくどんどんインパクトあるキャラに挑戦してほしい作家さんです。
    チョコがおいしそうだったのと、すごく色っぽいと思ったイラスト効果で★増量。

  • 評判が良かったので購入。ストーカーちっくな攻めの言動が面白おかしいコメディ…なのだが、私的にそこまで想われてる受けや変態だけではない攻めの魅力が伝わらず、また受けが攻めに絆されていく展開も中途半端に感じて不完全燃焼。売りなはずの『おかしさ』も笑うほどじゃなかった。
    表紙や笑わせてやろうという作品の雰囲気は良かったので、暇なときにサラリと読むにはいいかも。

  • おもしろかった、甘かった(^ω^)北上れんさんの挿絵に惹かれて購入したのですが良かったです。相変わらず前のグズヒキニートといい、今作のマジストーカーな変態といい突き抜けてる。中学からの12年後の再会で変態っぷりを拗らせまくった高晴。頼朋が自分の気持ちになってからはもう本当に甘かったです( ゜ρ゜ )

  • 10年以上前に振った男が一流ショコラティエになって帰ってきた!というあらすじを読んだ時には、某ショコラティエ漫画を思い出しましたが・・・
    そのショコラティエ、高晴が想像を絶する変態ストーカー男で非常に面白かった。
    向かいに店をオープン、アパートの隣の部屋に住む、盗撮引き伸ばし、持ち物収集、飼い犬に思い人の名前を付ける、、、タイトル通り妄執と言わんばかりの愛が普通に気持ち悪くて、よかったですわ。
    そのくらいの盲目な愛情でなければ安心できない頼朋も歪んでるよなーと思うわけだけど、その歪みっぷりをもう少し丁寧に描写して欲しかったという気持ちもあるかな。
    でも、既に絆されてるのにぐるぐると抗う頼朋は文句なしに可愛かった。

  • ストーカーをしても犯罪は犯さない真面目さでそれほどの変態でもないと読んでいましたが、後半から高晴がカッコよく見えてきて面白かった。
    隠れて協力する建斗が結構危ないやつでは。

  • 変態だあ、でもしあわせそうでいいわあ。我妻いけすかないやつと思ったけど案外いいやつ。救済してやって欲しいなあ

  • ★3・6
    挿絵が北上れんさんだから購入~。
    帯にある通り、ほんとに変態攻めでした!変態ストーカー!(笑)頼朝の使ったものとか集めてたのには引いた…(汗笑)まあ、よく言えば一途で健気^^;それ故の言動w面白かったです。

  • 両想いにならなければ単なる童貞、変態ストーカーで終わりますね。
    なんとも残念なイケメン。
    ここまで突き抜けているといっそすがすがしいです。

    引用は帯に書かれていたものです。

  • 表紙買い!初読み作家様です。 一番最初に笑えたのは帯!あの言葉には笑いましたね♪ まさに変態!かなり内容的にはこの変態さに引き気味になりつつも、面白かったです

  • 高晴は一途なんですよね。一途が高じて変態方向にいってしまったみたいな。

    ストーリーはガンガン攻めてくる高晴から頼朋が流されつつ逃げるといった感じです。この辺りのやりとりが非常におもしろかった。
    脇役キャラもいい働きをしてくれて楽しめました。

    北上れんさんのイラストも素敵でした。

  • 良く言えば一途なのだろうな、と(笑)
    相手を好き過ぎて、好きだから故の行き過ぎエスカレートの成れの果て=変態的ストーカーが、この作品中のショコラティエ氏なんだなあ(笑) ここまで想われると、ある意味ではいじらしいとも思えたりして…(笑)

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著者プロフィール

(かわことゆいか)・作家・白泉社にてデビュー後、B‐Prince文庫新人大賞受賞。現在、BL各社で執筆中。

「2022年 『異世界で獣人のつがいになりました』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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