愛の本能に従え! (白泉社花丸文庫 ひ 5-7)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 235
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592877387

作品紹介・あらすじ

目立たないことが取り柄のナナフシ出身の歩は、性の異形再生に失敗し、一族から見放されてしまう。そんなある日、寝とり癖のあるトラブルメーカーで、オオムラサキ出身の大和と同室になることに……!?
2015年8月刊。

感想・レビュー・書評

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  • おお!ムシシリーズにしては珍しく、攻がクズじゃない…!
    まあ、恒例の無理矢理はあるものの、これぐらいなら自分的にはクズにあらず。
    それにそうなったのは従兄弟のせいでもあるし。その部分を除けば、攻の大和は男らしく凛々しい性格でした。
    対する受の歩は健気で恋する姿が可憐。可哀想度が少ない分物足りなさはあったものの、普通の恋愛を楽しむことができたので面白かったです。

  • 人間とムシが融合した世界の話、ムシシリーズ。
    オオムラサキ起源の高校生×ナナフシ起源の高校生
    毎回、色々なムシの性質をキャラに落とし込むなぁ、と感心するのですが、今作はオオムラサキの寝取り寝取られ設定と、ナナフシの擬態設定。
    ムシシリーズといえば力の強いハイクラスと弱いロウクラスの存在ですが、今回のカプはハイクラス同士。
    とはいえ、受けの歩は地味で存在感薄く、ハイクラスでも序列が下位の存在。そんな歩を、学校一可愛いとかわいがるゴケグモの双子、スオウとチグサ。攻めの大和より好きだった…。
    樋口美沙緒先生にしては重痛くないと評判の作品。

  • 虫シリーズ第5弾は新キャラ同士でハイクラス×ハイクラス。

    今までの作品とは違い、双方とも学生らしい恋愛をしていたり、歩(ナナフシ)のことで頭がいっぱいになり合宿中調子の悪かった大和(オオムラサキ)が歩の応援のメールによりあんなに調子が悪かったのにも関わらずその後は全勝するなど、不器用ながらも微笑ましいエピソード満載でした。

    また、歩の親友であるスオウとチグサがあまりにも可愛いです。好きです。

  • 愛の巣へ落ちろ!シリーズ5作目
    村崎大和(オオムラサキ)×七安歩(ヤスマツトビナナフシ)

  • 樋口美沙緒さんの作品で一番のお気に入りです。
    ドラマCDを聴いた時からいつ買おうと思っていたのでとても満足!
    主人公も好きだけど、スオウとチグサが見ていて可愛い。
    そして歩がえろい…笑

  • 積本崩し。シリーズ5作目、ハイクラス同士で新キャラCP。国蝶オオムラサキ・大和×ヤスマツトビナナフシ・歩。今回の受も幸薄そうな感じではあったけど、イジメられたり嫌な奴も出てこなかったし、今までになく攻も素直で単純と一番高校生ぽくて、過去作品よりは安心して読んでたかも。単純すぎて攻が自分の気持ちに気づかず、その辺はジレジレして頑張れ、歩!ってウルウルしましたが…。ナナフシ、ナナフシ… と考えても出てこなかったのでググったら、ヤスマツトビナナフシのオスは未知ってなってた(Wikipedia)

  • 虫と融合して進化した人類という設定で、それぞれの虫の生態を特徴として持っているあたり、テラフォーマーズの恋愛版?
    最初はけっこう突飛な設定と、エロい展開に、ふーんとありがちだなぁ思って読んでいたんだけど、途中からかなりしっかりとした純愛路線に入り、予想外に面白かった。こんなにちゃんと書けるなら、そこまでエロなくてもいいんじゃ…?と思うくらい。
    ファンタジー設定を上手く活かしていて、ストーリー展開に無理が少なく、良くできていた。

  • 驚くほど気配が無い主人公ゆえの展開が面白い。
    珍しく攻めがわりと好ましい。

  • ★3.5。
    うーん、やたらエロ設定に持っていこうとしているのが残念。攻めの寝取り寝取られ体質だけ活かしていただければ良かったです。受けは処女奪われてからは、3日置きにsexしないとダメとか、薬の副作用で女体化するとか…お腹いっぱいになった。淫乱になっちゃうのも。

    今回の虫の生態やらの説明前置きが上滑りしちゃってなかなか頭に入ってこない。そこを越えれば、いつもの虫学園です。
    やたらフェロモンに左右される人たち…これはこれで大変ですね。だって、気持ちに関係なくTPO関係なくムラムラしちゃうんですもんね。

    今回は基本皆んな良い人。とくに毒蜘蛛双子くん。むしろ攻めだけ虫のいいヤツでした(笑)

  • ムシシリーズ5作目。
    オオムラサキ・大和×ナナフシ・歩

    今作はハイクラス×ハイクラス。
    が、受の歩がハイクラスでも影が薄く目立たないハイクラス。ナナフシだから当然か(笑)

    オオムラサキ習性の寝取り寝取られに巻き込まれて大和と寝てしまった歩に変化が!

    「本能は愛か」がテーマの今作。
    愛とは何かを知らなかった大和が歩と出会って
    愛を知る。本能も本心。本能と心は分けられない。と知る大和。身体から入ると本能なのか愛情なのかわからなくなるんだな〜と大和見て思った(笑)

    そしてこのシリーズの個性的な脇キャラが好き!
    ゴケグモの双子・スオウとチグサ。
    オオムラサキの黄辺に志波。
    そして、マヤマヤ(*^^*)
    是非ともマヤマヤ主人公のお話読みたいです!

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