愛の在り処をさがせ! (白泉社花丸文庫 ひ 5-8)

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (393ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592877448

作品紹介・あらすじ

ナミアゲハ出身の葵は、ロウクラスに紛れ隠れるようにタランチュラの子供を育てていた。ある日、グーティサファイアオーナメンタルの最後の1人で、ケルドア公国大公シモンの来日を知り心を乱され…
2016年11月刊。

感想・レビュー・書評

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  • 蜘蛛×蝶。子を為すためだけに攻めと寝る契約をした受け。一人でこっそり産んで育ててって…萌えるんだけど展開が予想通りすぎて残念でした。。きっと10年前の自分だったら泣けてただろうな。キャラの行動に泣かせる意図が透けて見えてしまって、素直に感情移入できなかったです。

  • おおお重かった…。
    学園からワールドに飛び出てしまいました、ムシシリーズ。愛の巣へ落ちろ!の翼と同じく、性モザイクのシングルマザーの葵の話。知らない国で子どもを作る道具扱いされる事も、種の差別や虐めがあることも、ツライ。一番はシモンと心が通じ合えないのがツライ。
    フリッツが最後まで葵の味方でいてくれたのが救いかな。辛かったので暫く再読できません。
    とりあえず、急いで続編読む。

  • 愛の巣へ落ちろ!シリーズ6作目の1
    シモン・ケルドア(グーティ・サファイヤ・オーナメンタル・タランチュラ)×並木葵(ナミアゲハ)

  • [樋口美沙緒] 愛の在り処をさがせ | 全部読み終えた!なんと400ページの大ボリューム!でも…二人はこれから…って感じで終わっちゃたのㅜㅜ子供もいるのにどういうことですかって泣きたい(…) でも何を言われようが、この虫シリーズ独特の世界観と細かく描かれてる感情の流れは素晴らしい。葵は性モザイクだけどハイークラスってのもあって思ったより気が強い。テーラーさんの前でシモンに色々要求するシーンが印象的だった。
    シモンの愛に関する定義はいつか自分で思い知るときが来るんだろう。そばに葵と空がいるんだから!葵によって自分をコントロール出来ないことを恐がる感情こそが愛じゃないかな。もっと頑張れ、もうすこしだよ!

    -
    [히구치 미사오] 사랑의 존재를 찾아라 | 주인수가 호랑나비 계인데, 암수모자이크임-> 암컷의 성질과 수컷의 성질을 동시에 갖고 있는 유전자변이. 이런 걸 작품 배경으로 쓴 다는 게 진짜 넘 기발하고 신기하고 잼남 ㅜㅜ 엠프렉 만세!!
    으허허허어어어엉 넘 잼있어 ㅜㅜㅜㅜㅜ 사랑하고 싶고 받고 싶은 아오이가 자신을 필요로 하는 사람을 찾아 자기 성(性)까지 바꾸는데 도착해봤더니 애 낳는 도구에 지나지 않았... 이 찌통과 신파의 느낌ㅋㅋㅋㅋ

  • 大好きな昆虫擬人化BLシリーズ。
    格差恋愛の王道パターン。
    お約束の展開なんだけど読んじゃう!!ヾ(≧▽≦)ノ
    子孫を残すのが最重要のケルドア公国の大公・シモン。
    性モザイクのためハイクラスでも
    母親や兄姉、周りから空気のような扱いを受けていた葵。
    愛を知らない2人、淋しい2人。
    心惹かれるが周りの環境など
    紆余曲折有りまくりのなか離れてしまう。
    淋しいから愛されたいじゃなく、
    愛されたいから愛するじゃなく、
    愛したいから愛するに気付いた葵の取った行動は…!?
    お互い自分の気持ちを自覚しスタートラインに立つまでのお話。

  • だーもうめんどくせーなシモンってば(爆)。

    でもってやっぱり続きが気になる。
    空くんが成長してからの話も読みたいし
    翔くんもフォローしてあげて欲しいし
    まだいろいろと余白がある感じです。

  • 今回の攻めざまぁは大公様!これはもしかするとムシシリーズのアラブものもあるかもしれない。

  • くそう!ラスト思わず涙がこぼれてしまった!これはぜひ続編読みたい読みたい読みたい読みたい!!!!

  • BLだけど厳密にはBLじゃないかも?
    性モザイクという男でも女でもある性別なので苦手な人は注意が必要です。オメガバース好きにはお勧めしたい。

    さて、大好きムシシリーズ(現実の虫は見るのも嫌)
    孤独と愛がテーマです。
    シモンが曲者すぎて振り回される葵が可哀想でした。
    ラブ度はシモンがアレだから低いまま終わっちゃったので、あとがきにあるように短編でもいいので読みたいですね!

  • 「愛の巣へ落ちろ!」「愛の蜜に酔え!」「愛の裁きを受けろ!」「愛の罠にはまれ!」「愛の本能に従え!」に続く虫シリーズ第6弾。
    グーティサファイアオーナメンタルタランチュラ×性モザイクのナミアゲハ。

    シモンと葵が愛を見つけるまでの話です。すごく切なくて、涙無くしては読めなかったです…ボロ泣き。
    ♂×♂の愛の話ではあるけど、シモンと葵の間には二人が背負った母と子供の愛と葛藤が根深く存在していて。
    なのでエロよりも、葵と空とかパパとママとか、そういう絆と愛情みたいなものがメインになった展開でした。
    大きな愛の物語になっていましたね…

    シモンと葵は、身体から始まった関係…というか、子作りから始まった関係なので、ラブが置いてきぼりでw
    そこが今回の一番の注目点でもあったので、そんな二人の気持ちがどう動いてどう近づいていくのか、本当に焦れ焦れとさせられました。
    無償の愛をくれなかった母親たちのせいか、シモンも葵も愛に不器用で意固地なのですw
    葵が「愛して欲しい」から、「愛したい」に変換できたのは、きっと無邪気な空の存在のおかげですね。空はパパやママを大好きなだけじゃなく、親よりずっとしっかりしてて頼もしくかわいかったです!

    二人のラブラブは、やっとこれから始まるかんじですね。
    フリッツが"唐変木"って言ってたシモンが、成長&変化して甘い言葉を言えるようになるのを想像するだけでもニヤつけます。なんか無理そうな気がするけど…
    後日談、甘いのてんこ盛りでプリーズ!

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