ガラスの仮面 第1巻 千の仮面を持つ少女 (白泉社文庫)

著者 :
  • 白泉社 (1994年3月1日発売)
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本棚登録 : 990
感想 : 160
  • Amazon.co.jp ・マンガ (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592880011

感想・レビュー・書評

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  • 最近また読み返してます。
    面白いので「あの時のあのシーンだけ」と思って取り出したところが、全巻読んでしまう。
    そんなマンガです。

    「ガラスの仮面」は私が小学生の頃既にあったマンガで、ドラマ化もされ今だに根強い人気があります。
    主人公の北島マヤは中学生。
    父親はおらず、母親はラーメン屋で住込みで働いている。
    そんな環境で育ち、グズでドジで何のとりえもない、その上平凡な顔立ちと言われるマヤだけど、実は隠れた才能のもちぬしだった。
    それは演技の才能。

    その才能を見抜き育てたのが月影千草。
    彼女は不世出の芝居「紅天女」の唯一の演技者として認められた人物。
    そして紅天女を演じることの出来る権利を握っている唯一の人物でもある。
    月影先生はマヤの才能を見抜き、ズブの素人のマヤを紅天女の演じ手に育てようとする。

    しかしそこにもう一人の紅天女の候補が現れる。
    それは姫川亜弓。
    父親は監督、母は女優という芸能界のサラブレッド。
    お嬢様だが努力を惜しまない、天才肌のマヤとは何から何まで対照的な少女。
    この二人の紅天女をめぐる攻防が始まった。
    そしていつも影ながらマヤのことを応援してくれる紫のバラの人とは-。

    何度も見直してすごいと思うのは、これ大昔の話なのに全くブレてないところです。
    長く連載を続けていると、方向性が変わったり、内容が時代に応じて変わってくるものだけど・・・。
    私がリアルタイムで見ていた頃、このマンガは登場人物の言葉や髪型服装が「ダサい」と感じてました。
    それは今も変わらず。
    また当時でもこの主人公のおかれれる状況は古いと感じてました。
    だけどこのマンガの良さはそんなものなど、ものともせず飛び越えてしまいます。
    展開がドラマチックでぐいぐい引き込まれる。
    また絵も当時は下手・・・と思ってましたが、今見ると全然そんなことなく、デッサンもしっかりしてるし、大まかな顔なども大きく変わってない。
    とにかくブレてないと感じます。

    個人的には最初の方の「たけくらべ」や初めてマヤと亜弓が共演する「二人の王女」のくだりが好きです。

  • 70年代……何もかも懐かしい。過去の名作って今読む(観る・聴く)と耐えられないレベルのものも多いけど、これは今読んでも十分楽しめるクオリティなのがすごい。マヤがバイトしてるI公園は井之頭公園だろうけど、なんで伏せたんだろ。

  •  一番好きな漫画です。あとは新刊さえ出してくれれば言うことナシです......

  • 国一番の花嫁 椿姫 若草物語
    マヤちゃん伝説のはじまりですね。大晦日決死のダイブは名シーンの一つ。
    見返して思ったのがマヤのはつ観劇(?)が歌子さんだったことですね、、、
    それにしても何気にビビが大好きな私。あのトローンとした顔の演技がマヤの天才さを物語ってました

  • 40周年ということで、読みたくなって引っ張り出してきました。

    最初に読んだのは小学生の時。
    叔母が集めていて、北海道の祖父母の家に置いてあったので、夏に行くたびに読んでました。

    何度読んでもいつもおもしろい。
    時代がかってるのがもうたまらない(笑)

    しかし「国一番の花嫁」は最低な話だな(笑)

  • ①~⑯まで読了。
    演劇に対する情熱がインフレーションを起こしていく展開。
    北島マヤが主人公だけど、それに劣らず魅力的なライバル姫川亜弓も、主人公らしく思えてくる。けど、絶対的に北島マヤが主人公であるのは、姫川亜弓が主人公では取り巻く環境や条件が完全すぎて、漫画自体にドラマを持たせにくいからだと思う。姫川亜弓が光るのは、やはりマヤという存在があって照射されるのだろうか。そういう意味では、二人は生粋のライバルである。マヤにあるのは、演劇への情熱と、本能と、それ以外は欠点ばかりという平凡さ(←しかしこれがとても漫画の面白みを引き出すのに大切な条件)だけである。
    「好きならばなんとかなる」という青春のカタストロフィー。これが好きな人にはたまらない漫画だろうな。実際、「好き」という気持ちが、なにかしらを動かすのは事実。
    エネルギーの使いどころに困ったら読みたくなる。私にとっての『ガラスの仮面』はそういう漫画です(今のところ)。

  • 文庫版で22巻まで再読
    いわずとしれた演劇マンガの古典
    1976年と40年前に始まった作品だけに
    一周回って新しい 一周半回って古い 二周して新しいを
    何十周も経ていながらも
    未完なので時代を越えられず中途半端にバラバラな一作
    少女マンガとしてもはやどうしようもない段階に何十年も前に到達してしまっているが
    演劇ものとして主人公たちの目指す方向も
    例えば『二人の王女』のオーディション場面のように
    役者としてなのか演出家としてなのか激しく迷走
    部分ごとの説得力はとてもあるだけにまとまっていないのがとても残念な作品
    30年前は作品が10年越しに続いた段階で作者がサイボーグ視されるほどだったが
    読者が望み続ける限り作品が続き続けるつけることは第一に作者の責とはいえ不幸だと思う

  • 千の仮面を持つ少女 横浜港に停泊中の船という船全部が除夜の鐘のかわりにあらん限りの汽笛を鳴らす おらのことパーだと?パーってなんだ? 「紅天女」の上演権利 東京都渋谷区 パントマイム ドビュッシー「月の光」 東京都杉並区 腹式呼吸の為の腹筋訓練だ 言葉に対して本能的なカンを持っている はじめに気持ちがあって

  • 「恐ろしい子」とは、この北島マヤを差して言った言葉から来ているのですね。なぜか表紙だけ劇画調。

  • 文庫版1~23巻、 コミックス41~43巻所有。

    私の中ではこの漫画はスポ根ものに分類されます(笑)

    白目などネタ的にも伝説の作品ですが、ネタ抜きにしても、面白いです。純粋に。
    一度本を開いてしまうと、数日潰して読み続けるハメになるので注意が必要です。

    どの話も面白いですが、一番好きなのは「ふたりの王女」のオーディション。

    あそこらへんの、一人芝居~王女役ゲットまでの成り上がり感が凄くいいです(笑)

    あとオーディションや稽古や紫のバラのひとの話は勿論、劇中劇も一つのお話として面白いんですよね。
    「石の微笑」の人形の結末がどうなるのか、今でも知りたくてたまりません。そして紅天女の結末も。


    ……ほんと、結末知りたいです………泣

    初めてガラスの仮面を読んだ時は小娘だったのにおばさんになってしまったではないですか。

    どうかおばあちゃんになるまでには頼みます…。頑張れ美内先生。

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