綿の国星 (第4巻) (白泉社文庫)

著者 :
  • 白泉社 (1994年6月1日発売)
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本棚登録 : 347
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・マンガ (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592880646

感想・レビュー・書評

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  • 大島弓子という作家はわかる人は作品を全て集めてしまう程好きだし、
    わからない人には「ああ、こういうことだったのか」という瞬間が
    訪れない限り一生わからないのではないかと思う。

    そしてその「なるほど、これだったのか」を与えてくれる作品というのは
    人によって異なる気がするのだ。

    この『綿の国星』という作品もわかる人にはわかるのだが、
    わからない人は1巻の最初からちんぷんかんぷんなんじゃないだろうか。

    わたしにとって大島弓子の作品というのは
    わかるものとわからないものが未だに混在している状態である。
    この作品も2巻の最初の話を読むまでは何が何だかわからなかった。
    ただ、そこでピンときてから1巻を読み返すと
    ひとつひとつのことばや、やわらかな画がこころにひどく響いてきたのだ。

    猫と人間では心臓が脈打つ速さも視る世界も違う。
    猫は大人になっても猫のまま、人間にはなれない。
    チビ猫はそういう悲しさを知りつつ、きちんと受け止め
    透き通ったまんまるの瞳で世界を見ながら生きていく。

    それはひたすらに気高く美しい。

  • 4巻でやや失速ぎみの印象だが、3巻までは無敵。普通の傑作では満足できないレベルを自分は大島弓子に求めて求めていることに気づく。

  • クッションまたあえたね

    モルドをけいべつしたい なんでもいいから理由をみつけてけいべつしたい
    あたしの心 ガラスの破片 犬歯のようなもの
    ブレーキと爆音 深夜のバイクの地鳴りのようなもの

    一番すき一番すき一番すき
    そのことばだけ一日中再生した 二日目にことばはくりかえしすぎて音だけのこして意味不明になった



    ひさびさ登場した時夫の顔?髪型?がなんか違ってたのが結構な打撃でした

  • 猫擬人化の中で最高の作品だと思ってる。

    チビ猫のキラキラした世界が可愛い。
    好き。

  • バラ科 何度読んでも泣ける。
    ママ猫の授乳のとこが特に。
    自分の子どもがある日突然いなくなってしまうなんて、今の私にはもう考えられない。
    もうどうしようもなく母なんだなと思った。

  • 文庫版全4巻読了。大島弓子さんはグーグーしか読んだことがなかったし、絵の感じから昔の少し退屈な少女漫画かな、と思っていた。...もっと早く読めばよかった!私は猫好きだけど、そうじゃなくても楽しいのかな?大島さんのこの感性は本当に素敵。

  •  名作中の名作!  

  • 二日目には音だけ残して意味不明になった。

  • 猫の気持ちに寄り添いたくなります

    チビ、可愛いね 君はほんとに

  • 最後はラフィエルが出てくるのかな、とひそかに期待してたので、そこは残念かな。

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著者プロフィール

栃木県生まれ。短大在学中に『ポーラの涙』でデビュー。昭和53年より「月刊ララ」に掲載された『綿の国星』は、独特の豊かな感性で描かれ、大きな反響を呼ぶ。『ミモザ館でつかまえて』『夏のおわりのト短調』『パスカルの群』など著書多数。

「2011年 『グーグーだって猫である6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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