パタリロ! 1 (白泉社文庫)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 264
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592880714

作品紹介・あらすじ

[選集1:国王誕生の巻] 破壊的天才少年・パタリロが、日本国中に投下する爆笑悩殺弾! 少女まんが史上空前の長寿ギャグ傑作を、テーマ別にセレクション。 解説/荻野アンナ

感想・レビュー・書評

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  • 読書録「パタリロ!選集1」4

    著者 魔夜峰央
    出版 白泉社

    P67より引用
    “ところがこの組織が
    勝手にダイヤの値をつり上げて私腹をこやしているらしくてな
    …”

    目次から抜粋引用
    “美少年殺し
     墓に咲くバラ
     パタリロ危うし!
     パタリロ大混戦
     パタリロ活殺拳”

     南海の小島に栄える王国の王子を主人公とした、美少女漫画風
    ハチャメチャギャグ漫画。
     英国への親善使節としてやってくる事になっていた、マリネラ
    王国王子・パタリロ八世。外務大臣が待つ空港に彼の乗った飛行
    機がやってきたのだが…。

     上記の引用は、国際ダイヤモンド輸出機構という作品中の組織
    についての一文。物を自分で作ったり、育てたり、採掘したりす
    る人達よりも、右から左に流す人たちのほうがお金を手に入れや
    すい。そういう組織が大きくなると、ずるい人が隠れやすくなっ
    てしまうのかなと思いました。
     最初の話の時点では、パタリロがまだ王子だったのですね。
    早くに父を亡くして苦労人だということがよく分かりました。
     二話目辺りまでは、まだ普通の人間らしい様子が伺えます。
    雑誌に初めて掲載されたのは、昭和53年とのこと。そう考えると、
    実に先進的な内容だったのではないかと思います。
    今腐女子などと呼ばれる人たちがいて、そういう人達の趣味が受
    け入れられているのには、著者のような先人たちがいたからなの
    かもしれません。

    ーーーーー

  • 1〜47巻まで、読了。

  • (2011-02-06L)

  • むか〜し再放送のアニメを見ていて、どんな漫画なのか気にはなっていた。
    文庫本を発見して以来買い溜めている。

    恥美もあればオカルトもあるしミステリーも心に染みる話もある…

    何回読んでも飽きない作品だと思います。

  • 魔夜峰央の代表作といえる作品。基本ドタバタのギャグですが、全身に鳥肌が立つほどゾッとしたり、悲しくて泣いたり、いろいろ考えさせられます。
    小学生の頃アニメの再放送を見てまして、バンコランがすごくかっこよくて好きでした。しかし私は残念ながら美少年ではありません(笑)

  • 人格形成のバイブル。

  • 初めてパタリロという存在を知ったのは、確か1980年。家庭教師先の子供に「せんせー、面白いマンガがあるよ」と教えられたのがきっかけであった。確かに面白い。衝撃的ですらあった。<br>
    文庫本が出てから少しずつ買い集めている。古本屋で見かけると購入する、というわけで積極的ではないが。<br>
    作者とは一度だけプライベートなイベントで同席したことがある。主賓とそれぞれ私的な関係があったが故にたまたま同じ場所に招かれたに過ぎないのだが。予め聞いていたので、色紙を持っていってサインしてもらおうとも思ったのだが、主賓の立場を考えて遠慮した。が、当日はサインを求める人が何人も作者を囲んでいたのを見て、悔しい思いをしたのであった。残念。

  • 完結済。気が向いたら買う。

  • マリネラに永住したい

  • マンネリっちゃマンネリの連続ですが、何故か面白い。

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著者プロフィール

漫画家。1973 年『デラックスマーガレット』(集英社)でデビュー。1978 年「ラシャーヌ!」を複数の漫画雑誌(白泉社)に不定期連載開始。デビュー以来、オカルト・ホラーやミステリー調のシリアス路線が作風の主体であったが、同作からギャグ路線に変更。同年「パタリロ!」を『花とゆめ』(白泉社)で連載開始。アニメ化されヒット作となる。近年は復刻出版された『翔んで埼玉』(宝島社)や、「マンダム」「パタリロ!」第1話ほか珠玉の作品ばかりを集めたベスト作品集『う?ん、マンダム。』(PHP 研究所)などが好評を得ている。

「2016年 『魔夜峰央タロット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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