パタリロ 選集5 プリンス七変化の巻 (白泉社文庫)

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  • 白泉社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592880752

感想・レビュー・書評

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  • 最後ちょっと本来のストーリーに戻ったけど、この巻もパラレルがけっこう多かった印象。最初はキ◯ガイじみた子どもだったパタリロが、だんだんスーパーマンかと思うような能力の高さを見せ始めて、しかもそれなのに相変わらずバカで、最高のキャラだな、と思う。天才とバカを共存させた稀有なキャラ。

  • 読書録「パタリロ!選集5」3

    著者 魔夜峰央
    出版 白泉社

    P217より引用
    “それにしても毎日たくさんの薬を飲まされるのには閉口する
    なにしろ薬の副作用をおさえる薬まであるんだからまいった
    誰かがもうけるためにこんなに飲まされるのにちがいない”

     目次から抜粋引用
    “パタリロ桜吹雪
     マリネラに降る雪
     赤い人魚
     パタリロの1日
     恋の旅路”

     南海の小島の王国の少年国王を主人公とした、少女漫画風ハ
    チャメチャギャグ漫画。
     常春のマリネラ王国、いつもの様に暇つぶしをしていたパタリ
    ロの元に、いとこから手紙が届いたのだが…。

     上記の引用は、パタリロの1日を描いた一話でのパタリロの台詞。
    10歳にしてかなりの数の生活習慣病を患っているパタリロですか
    ら、薬漬けになっているのも仕方が無いのかもしれません。いい
    ものを食べようと思えば、いくらでも食べることが出来るという
    のは、実に体にわるいものなのでしょうね。
    しかし、プラズマX等の凄い発明が出来るのですから、薬を飲まな
    くてもいい方法を編み出してもいいようなものだと思うのですが。
    まあ、何もかも出来てしまっても、より一層可愛げのない主人公
    になってしまいそうですね。

    ーーーーー

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著者プロフィール

漫画家。1973 年『デラックスマーガレット』(集英社)でデビュー。1978 年「ラシャーヌ!」を複数の漫画雑誌(白泉社)に不定期連載開始。デビュー以来、オカルト・ホラーやミステリー調のシリアス路線が作風の主体であったが、同作からギャグ路線に変更。同年「パタリロ!」を『花とゆめ』(白泉社)で連載開始。アニメ化されヒット作となる。近年は復刻出版された『翔んで埼玉』(宝島社)や、「マンダム」「パタリロ!」第1話ほか珠玉の作品ばかりを集めたベスト作品集『う?ん、マンダム。』(PHP 研究所)などが好評を得ている。

「2016年 『魔夜峰央タロット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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