アラベスク (2) 第一部 下巻 (白泉社文庫)

著者 :
  • 白泉社 (1994年12月発売)
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レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・マンガ (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592881124

感想・レビュー・書評

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  • この第二巻で心に残ったのは、まずキエフバレエ団のタチャーナ・タヤーキナの言葉。
    「ノンナが最善をつくしてラーラに負けたのなら、それはそれでいいと思いますわ。
    問題はそのあとですものね。苦境にたった時、どうそれをのりきるか…
    そこで真のバレリーナになれるかなれないか決まるんですわ。」

    それとユーリ・ミロノフの言葉。
    「一度で完璧に踊れるということはおそろしいことだ。
    なぜなら…そこまでだからだ。
    一度で完璧には踊れないものは10回踊るとすれば10回努力する。
    20回なら20回努力する、全力でね。
    そしていつか要求したもの以上を踊ることになるんだ。
    それはもうずっとつづく。
    踊りつづけているかぎり。」

  • 前半は、ううむ、新鮮なほどに少女まんがだなあ…と思っていっそ面白かったけど、後半のマチューは実に素敵。そして一番好きなのはロベールかもしれない。いいやつだ。「あの鼻っぱしらのつよい女王さまをエスコートするには 機知と勇気に富み…」のくだりはぐっと来るしかなかった。

  • 『アラベスク』第2巻。

  • 自分の心で自分なりのバレエを踊ることで世界的プリマへの道を進んでいくノンナちゃん。
    困難を乗り越えるたびに心も体も強くなっていくのがいいね。
    謙虚な人ほど伸びしろが大きいというのも納得。
    楽しくてお勉強になる物語でした。

  • 『ダヴィンチ』掲載されていた『テレプシコーラ』の原点の様な作品だな、と思った。

    ただ、テレプシコーラでは
    バレエが人生の全て。『バレエが無ければ生きてはいけない』少女が事故で踊れなくなってしまった為に自ら命を断ってしまったエピソードが重くのしかかってしまったが、
    この作品では逆に
    『バレエがあるから残り少ない命を生きていける』少女の逞しさが煌めいていた。

    人はもてる力を限界まで使って自己表現して行きたいと願うものなんだ・・
    何の為に?
    何の為かはわからないが、それがあるから生きていけると思えた何かを見つけた人は幸せだな…と、思った。

  • モルジアナ役をかけたノンナとラーラの対決に一区切り。
    この巻の後半はフランス編です。
    そしてフランス編に登場するクレール・マチュー、彼女もまたノンナと同じくらい大好きです。可愛らしくて、とっても強くて綺麗な女性です。

  • 文庫で4冊。単行本なら、8冊ぐらいのはずのこのマンガですが、もし、同じストーリーを今かくとなると、多分、倍以上の量になるんだろうなぁと思います。

    これが、マンガが進化してきた証拠でもあるし、また、昔のマンガが、とっても、濃密な味がある理由であるようです。

  • 山岸涼子先生によるバレエ漫画。長編バレエ漫画の原点であり、『舞姫:テレプシコーラ』を読み進めるうえでは避けては通れない、言わずと知れた名作かつ秀作。

    基本は主人公ノンナのシンデレラストーリーですが、泣きの試練と成長、対比されることの劣等と克服、政治や社会情勢との葛藤と、内面的にも外面的にも話の展開が深いです。若かりし山岸先生自身の成長も漫画から読み取れます。

  • やっぱり、のしあがり系、競争系はバレエだよね。おもしろい。第二部は、もっと、日いづる〜の絵に近づくらしい。楽しみ。今連載中のテレ〜はもっと長編なのかなあ。。

  • ノンナ…頑張って!

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プロフィール

1969年、漫画家レビュー。1983年、「日出処の天子」で第7回講談社漫画賞受賞。2007年、「テレプシコーラ(舞姫)」で第11回手塚治虫文化マンガ大賞受賞。代表作に「アラベスク」「妖精王」など多数。

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