アラベスク (4) (白泉社文庫)

著者 :
  • 白泉社 (1994年12月発売)
3.89
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本棚登録 : 211
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・マンガ (394ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592881148

感想・レビュー・書評

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  • この最終巻では、ベルリンから来たアル中気味のバレエピアニスト、カリンに、翻弄されながら成長していくノンナを描いています。

    『花とゆめ』は中高生対象らしいですね。
    当時リアルタイムで愛読していた女の子たちは、どんな思いで読んでいたのかしら。
    そしてどんな影響を受けたのかしら。

    山岸凉子さんは、なぜカリンをドイツ人に設定したのかしら。

    知りたいです。
    さがしてみます。

  • ミロノフは最後までつかみどころのないキャラだった。「ノンナを教え導いてくれる、父親的な存在」という印象のまま最後まできて、ついには本人の了承を得る前から式を挙げる予定だと会話してしまうという。なんとも奇妙なことに。
    「カリンは本当にミロノフが好きだったのか(好きだったとして、いつから?)」は大きな謎だけれど、ミロノフがいつからノンナを恋愛の対象として見ていたのかもはなはだ謎。まさか夜中突然レッスンに割り込んでいった時からではあるまいし。
    1部が分かりやすいサクセスストーリーだったのに対し、2部はノンナが少女から女になって、自身の暗い部分と向き合う。葛藤がメインになっていてまるで違う漫画のよう。

  • 『アラベスク』最終巻。

    解説・川西蘭

  • 山岸ファン好みの同性愛話が入ってきました。
    この世界観が苦手なので、楽しめなかった。
    山岸さんの描く同性愛は自己愛と限りなく近いような気がして…。

    ノンナちゃんのミノロフ先生は最後にハッピーエンドで終わったけれど、1部と比べてウェットな感じでスッキリしない第2部でした。

  • バレエまんが 文庫本全4冊・4

    紆余曲折をへて 最後はハッピーエンドに落ち着いてよかった^^

  • 今度は謎のピアニスト、カリンの登場でややこしいことになっているところへ、ノンナはコンクールで技術より情緒の世界、苦手なロマンチックバレエに挑戦することに…

    この漫画、全体通してちょっとしたミステリでもあるんだと思うんですよね。
    ノンナの気持ちはそりゃあもうよーっくわかってるけれど、ミロノフ先生の真意は?っていう。
    ラストシーンはその種明かしです。
    ここで終わっているからあるいみこの話はめでたしめでたし、なのかもしれないとちょっと思うけれども(笑)

  • 神がかってると思います。何回も読み返してしまうマンガのひとつです。

  • 山岸涼子先生によるバレエ漫画。長編バレエ漫画の原点であり、『舞姫:テレプシコーラ』を読み進めるうえでは避けては通れない、言わずと知れた名作かつ秀作。

    基本は主人公ノンナのシンデレラストーリーですが、泣きの試練と成長、対比されることの劣等と克服、政治や社会情勢との葛藤と、内面的にも外面的にも話の展開が深いです。若かりし山岸先生自身の成長も漫画から読み取れます。

  • わたし、「アラベスク」のラストは、亡命だと思っていました。

    いや、3巻のラストも亡命だったのですが、4巻では、ノンナとミノロフが、エーディクに呼ばれて亡命していくところで終わっていたような気がしていたのですが。
    どうやら、思い違いだったようです。

    うーん、この物語を前に読んだのはいつだったんでしょう?
    高校生ぐらいかなぁ?多分、角川の山岸涼子全集で読んでいて、それが出たのが20年ほど前なので、それぐらいそうです。

    その頃って、まだ初心だったようで、けっこう今回読んで、性的な話が出て来たのも、全然おぼえていませんでした。

    今読んでも、充分におもしろいです。多少、ドラマ的に古さは感じるのですけどね。

  • 山岸涼子のバレエ漫画。ミロノフ先生がものすっごくカッコイイです。

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プロフィール

1969年、漫画家レビュー。1983年、「日出処の天子」で第7回講談社漫画賞受賞。2007年、「テレプシコーラ(舞姫)」で第11回手塚治虫文化マンガ大賞受賞。代表作に「アラベスク」「妖精王」など多数。

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