動物のお医者さん(文庫版) (1) (白泉社文庫)

  • 白泉社 (1995年12月15日発売)
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  • 本 ・マンガ (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592881414

作品紹介・あらすじ

H大学受験前、その構内に足を踏み入れたときから、ハムテルの運命は決まっていた――。コワイ顔でも心優しいシベリアンハスキーのチョビ、姉御肌の猫・ミケ、暴れん坊ニワトリや超個性的な大学の面々に囲まれて、獣医師への門は開かれた――!!

感想・レビュー・書評

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  • 何度も読み返し、結局文庫だけでなく電子版も買った。
    ハムテルの小学校時代の俳句?は最高だなと実家のわんこのあくびする口元を見ながら思ったりしたものだった。

  • 獣医を目指す主人公の大学生活。
    佐々木倫子の登場人物でよく出てくる浮世離れしているくらいに感情の起伏が少ない(動揺しないのではなく、それが顔に出ない)タイプの主人公ハムテル(本名“公輝”のあだな)、ネズミが大の苦手な友人二階堂、押しの強いハムテルのおばあさん、アフリカ大好きで周りを巻き込む破壊伸漆原教授、ぼ~っとしたしゃべり方で特異体質で血が何より好きな研究生菱沼さん。
    個性全開の登場人物たちに負けずに動物たちも個性的。
    顔はコワいが性格は素直で控えめなシベリアンハスキーの女の子チョビ、乱暴者の雄鶏ヒヨちゃん、近所の姐御ネコのミケ、無個性ということが個性の砂ネズミたち。

    無機質さとパワフルさとが融合した作風で、淡々と描かれてるのに爆笑してしまう作品。
    かつてシベリアンハスキーブームを呼び、北海道大学の受験者が増えたというくらい社会に影響を与えた。

  • 何回読んだかわからない。めちゃめちゃ好きなマンガ。☺笑えるし、癒されます。

  • とにかく笑いたいとき、元気を出したい時は、これ!

    顔は思いっきり般若なのに気は優しいチョビや、関西弁でチョビを指導するミケを見てるだけでHPもMPも100%回復する感じ♪

    登場人物では、獣医を目指しているにも関わらず、ねずみが苦手な二階堂くんがお気に入り。

    これを読んでから、ペットショップでも街角でも、シベリアンハスキーを見ると、つい「チョビ♪」と呼んでしまう。。。

    • まろんさん
      わ~い、またもや好みが一致してうれしい♪

      ヒヨちゃんは、名前に似合わず凶暴でしたね(笑)
      菱沼さんは、無表情なのにおもしろいことをやらかし...
      わ~い、またもや好みが一致してうれしい♪

      ヒヨちゃんは、名前に似合わず凶暴でしたね(笑)
      菱沼さんは、無表情なのにおもしろいことをやらかしてくれるとこがよかった!

      私も、猫のみならず、犬も大好き。
      実家には、犬2匹と猫が4匹いました。

      うんうん、動物病院行くと、よそのお宅のわんこやにゃんこも撫でたい症候群が沸き起こりますね。
      2012/05/17
  • 全巻読破⭐︎
    コミック12巻
    文庫8巻、愛蔵版6巻もあり

    くっくっく・・・と笑って読もう

    獣医学部の仲間と
    ハスキー犬のちょびに会いに行こう

    1987年から1993年まで
    「花ゆめ」に連載された漫画

    今読んでも違和感なく、楽しいこと間違いなし!

  • 1987-1993年に「花とゆめ」で連載。動物のお医者さんを目指す獣医学部の学生や動物たちが、楽しく、でもリアルに描かれている。怖い顔ながら「怒ろうかなとおもっているうちにタイミングを逃して怒れなかった」などと非常に思慮深くておとなしいシベリアン・ハスキーのチョビがとてもかわいい。チョビが切り株につかまって家に帰れなくなった話とか、教授たちが学生のころの話とか、好きなエピソードがたくさん。

  • ハムテルがとてもかっこいいです。
    私も、獣医さんになりたいと思いました。

    • kuroayameさん
      昔になりますが、ドラマになってましたよね♪。
      とってもほのぼのしたお話しで私も大好きです★
      昔になりますが、ドラマになってましたよね♪。
      とってもほのぼのしたお話しで私も大好きです★
      2012/09/16
  • この漫画がどれだけの学生を獣医志望にしたのかと思う。
    人の人生を大きく動かす漫画って素敵だ。

  • 子どもの頃からずっと読んでるある意味バイブル。
    佐々木さんの後書きにもあるけど、動物が出て来て大変な難病と戦ったり、愛犬が死んでしまったりしてそこから獣医を目指すんじゃ…などの予想をして本を取ってくれる人が多い様ですと書いてあったけど、シリアスで命とは…というノリではなくて、終始ゆるっと獣医学部の学生の話が綴られていて、恋愛要素の話もほぼないんだけど、なんでこんなに面白いんだろうなぁーと。
    特にしるこ爆弾の話が好きv

  • 愛蔵版を手放してしまったのだけど、やっぱりどうしても手元に置いておきたくて文庫版で全巻買い直しちゃった。内容ほとんど忘れてたから新鮮に読み返せておもしろい〜。チョビって女の子だったっけえ?忘れてた。

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