はみだしっ子 第4巻 (白泉社文庫)

著者 :
  • 白泉社 (1996年6月1日発売)
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (414ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592882145

感想・レビュー・書評

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  • 「裏切り者」を除くとこの本の中の「もうなにも…」が一番好きかもしれない。その中でも特にアンジーが実母に養子に出す為の書類のサインを取りに行くシーンがとても好きだ。ざっくり「はみだしっ子」とはこんな話ですよ、と言えるくらいにはしっくり来る。
    反対に苦手なのは「ブルーカラー」でパムがマックスを突き飛ばしてしまう件で、いつもなかなかキツい。
    「ブルーカラー」では前々からあった年長組2人の保護者面した互いの懐の探り合い・牽制し合いが見れてモヤモヤするやら切ないやら、「だからお前たちはダメなんだ!」と言いたくなるやら…何がダメというのは中々言い難いのだけれど、こういう環境下の子供独特の「場をコントロールしようとする悪癖」(いつも値踏みしようとする)がお互いに理解し合ってる分泥沼なのかもしれない。

  • *再再々・・・読(電書

  • (第1巻に)

  • 09/05/19

  • 養子に行くことになった4人・・・。
    「人はいつになったら解き放たれるのだろう 愛せないことへの罪悪感から」のグレアムのセリフが心に刻まれています。

  • PART 15「カッコーの鳴く森」からPART 18「ブルーカラー」まで。解説:猪飼幹太。

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著者プロフィール

三原順(みはら じゅん)
マンガ家。本名・鈴木順子。1952年10月7日札幌に生まれる。1973年、「別冊マーガレット」掲載の「ぼくらのお見合い」でデビュー。1975年から1981年にわたり「花とゆめ」で連載された『はみだしっ子』シリーズによって熱狂的支持層を獲得、以降もセルフマーダー・シリーズ、『X Day』、『ムーン・ライティング』シリーズ等の名作・傑作で読者に感銘を与え続ける。1995年3月20日、病気のため42歳で死去。

「2019年 『かくれちゃったのだぁれだ 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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