空の食欲魔人 (白泉社文庫)

著者 : 川原泉

• 白泉社 (1994年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[workmaさんの感想 · 2022年2月13日]

川原泉さんの世界
好きだなあ…
正直で
少し変わってて
変わってることを自覚してて
いじましい
おしつけない

少数派でもいい
変わっててもいい
人と違ったところが
その人の愛すべきポイント
チャーミング
ってこういうことじゃないかな。

[りまのさん · 2022/02/11]

workmaさん
こんにちは！
懐かしい！川原泉さんのマンガ、大好きでした！ほっこりした絵に、知性的ユーモアあるストーリーが、面白かった。
workmaさんの本棚に、このマンガを見つけ、懐かしくて、コメントしちゃいました。

良い週末を、お過ごしくださいね (*^_^*)

[workmaさん · 2022/02/11]

りまのさん
コメントありがとうございます♪
川原泉さんの初期作品(笑うミカエルまで)は、多分全部読んだと思います。当時のラブコメ全盛時代に、ああいう作品を発表することが革命的でした。白泉社「花とゆめ」「LaLa」は、ラブコメ以外の作品が多かったので愛読してました。

[りまのさん · 2022/02/11]

workmaさん
お返事ありがとうございます！私も少女時代、「花とゆめ」は、友人から借りて、「LaLa」は自分で買って、読んでいました。80年代の頃です。あと、「プチフラワー」も、愛読していました。
読んでいる時間、とても幸せでした。
良い読書を楽しんでくださいね
(*^_^*)

[打上花火さんの感想 · 2021年9月11日]

とっても懐かしい。
子供の頃すごく好きで何度も何度も読み返していた。
特に好きなのは「空の食欲魔人」「３月革命」かな。
本当にどのお話も面白い。
主人公の女子が口が悪いのもイイ。
素朴な感じの絵も好み。
川原泉さんの漫画はどれも最高！

[打上花火さん · 2021/09/13]

りまのさん

そうなんです。私も川原泉さんのユーモア感覚好きです。
「笑う大天使」で麦チョコが好きになりましたし、自分ならどの子になりたいかななんて妄想していた子供でした。
あー、本当に懐かしい。

[りまのさん · 2021/09/13]

打上花火さん

懐かしいですね！川原泉さんの作品達は、実家の、書籍入れの、奥〜の方に、直しています。出来れば　また、読みたいですね！

[打上花火さん · 2021/09/13]

りまのさん

ぜひぜひまた機会があれば読んでみてください。
どんなに時が経っても、面白さは変わりませんから♪

[ひなさんの感想 · 2021年8月31日]

この話全部好き！

[たんさんの感想 · 2020年2月4日]

いつ読んでも安心安定だねえ、好きよ。

[はづきさんの感想 · 2018年10月10日]

やっぱり川原泉は面白いなー！と、再認識。
めっちゃ初期の作品が殆どなので絵柄とか演出がちょっと時代を感じるのは当然としても、キャラの飄々とした所謂川原節はこの頃からなのだなぁとしみじみ。男女の仲がカップルというよりダチっぽい所がとても好き。なのでくっついてない人同士でもあまり関係性の雰囲気が変わらないところが好き。
ということで☆5ですよ(*￣▽￣*)
ってか、これの収録作ほとんど読んだことないと思ってたんだけど表題作以外はほぼ読んだことあって「いったい何時読んだんだろ？」と不思議に思ったことである事よ(ホントは表題作も読んでたんかな？)

[uriさんの感想 · 2014年2月27日]

解説文が秀逸すぎる。「不思議なマリナー」が一番好きかも知れぬ。ぽわぽわ、にこにこ気分になれる漫画。

[とめこさんの感想 · 2013年12月22日]

低体温で、本気にしていいのか分からない、夢みたいな世界が…。なんとなく切ないんですよね。そしてなんとなく好きっていう。

[summer-3kanさんの感想 · 2013年10月24日]

川原泉は「甲子園の空に笑え！」が好きで、あといくつかぱらぱらっとのぞいただけ。あれば読むし、決してきらいじゃないけど、大好きって感じでもないかなあ、くらいだった。

この短編集を最初から最後までふむふむ読んでいって、「月夜のダンス」を読み終わったら、じんわり「あれ、すごく好きかもしらん」と思った。
この低体温では、ぐあー大好きだー！とはならないけど、ほどよい心地よさに知らず長風呂してしまう。そのうちうっかり手放せなくなりそう。
「月夜のダンス」がなんともよいなあ。読み終わったあともう一度読んだ。
　今年の桃は良い桃だ
　もったいないが　あんたにやる
「三月革命」のふたりも、ああちくしょバカだな可愛いな。

低体温人間ばっかりだが、無感動人間ではないんだよ。
「きゃーうれしいｖｖ」とか言わないだけで、表情に出ないだけで、あと感動のポイントが周りとずれてるだけで。
悩んでいたりもするんだよ、人知れずだけど。本人も、悩んでることに気づいてなかったりするけれど。
でもそういう人達が、奇跡的に同種の人間やらなぜか波長の合う人と出会って、心地よく暮らしていくのが川原泉ワールド。ほっとする。

解説の締めにうんうん頷いた。

「恋愛なんて、りりかるな慕情やドラえもんのあくしゅでじゅうぶん、それだけで男というものと今後もやっていければ、こんなうれしいことはない。そんなのはただの女の子の夢…とおとなたちはいうけれど、そう、夢だっていいじゃないとわたしは思う。」

ね。夢だっていいじゃないね。
わかってやってるのでしょう、作者だって。
漫画にはそれを通して現実世界を見つめ直させてくれるものもあって（最近はまってる「進撃の巨人」はまさにそれ）、一時そういう漫画ばっかり好きだった。あるとき、ファンタジー作品が大好きで高校生の恋愛ストーリーが嫌いな友人が「お話の中でまでなんで現実見ないといけないの。フィクションは現実逃避だよ」と言い切った。
それって後ろ向きに聞こえるかもしれないけど、今なら私は、ああそうかもと頷きながら川原泉を読む。この中では、月夜にカーテンでドレスアップした女装男子がひらひらくるくると踊っていて、それを見た女子は「スネ毛は社会の迷惑です」と率直な意見を述べる。などと言いながら、最後は「すごくよく似合うよ～」と2人で「ドンジャラホイと」踊りまくる（その擬音はなんなのだ）。
解説に「姑息なのか無邪気なのか」とあるけれど、いやいやわかってやってますよこのお方は。だから私は安心して一時、現実を忘れる。
たった1冊でけっこう語りすぎたので、これからいろいろ読むうちにまた見方も変わってくるかもしれないな。

感激のワルツ
情熱のルンバ
狂乱のブギ
倒錯のタンゴ
哀愁のチャールストン
さよなら　月夜のドレス

[ちょさんの感想 · 2013年4月24日]

　待ち合わせをしているのに、出会えない２人を見て「ああ、携帯がない時代なのね」と感じる。
　ごはんって大事だね！

　そして解説はDisってるんだろうかｗ

[rakukoさんの感想 · 2012年12月6日]

ブックオフ。川原さんの作品は初期の素人くさいものから面白い。
登場人物の着てるものは意外とおしゃれでラフにまとめたオフの髪型も似合ってるし、顔もいいかんじにかわいい。おじさんもかわいい。「本日のお言葉」でなんとなく予習してるので、一つ一つの読み切り作品をじっくり味わえてよかった。ミソ・スープを抱えて訪ねるラストや「腹へってんのか、外人のにーちゃん。しょーがね〜な〜、来な」という少女の言葉、クリスマスのマス釣り‥あと、あとがきもよかったです。