- Amazon.co.jp ・マンガ (259ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592883159
感想・レビュー・書評
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カーラ教授最強の一冊と言っても過言ではない。
映画化されたところなんて、さわりよ、さわり。
「笑う大天使 空色の革命」
「笑う大天使 オペラ座の怪人」
「笑う大天使 夢だっていいじゃない」
の3名作が君を待つ。
3人がそれぞれにどこかせつなさを抱え、ほんのりと幸せであるということ。
うっかり電車の中なんかで読むと泣けて大変だから、おいしいコーヒーとか紅茶とかウィスキーとか
そういう幸せの素と一緒に読むべきである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
10歳の娘が一巻をもらいハマり、購入。もともと持っていたので読み返す。いつ読んでも、いいなぁと思う。
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川原泉の代表作品。数ある作品の中でもファンが一番多い作品ではなかろうか。ほろりとしてしまった……。どうでもいいが柚子の兄が好きだ。
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泣くしかないでしょう、これは……。
本編の最後に収められている、和音・柚子・史緒それぞれのお話。
和音さんのはそうでもないんだけど、柚子さんと史緒さんのお話が、泣けて泣けて……。
確か、川原さんのエッセイに収められているインタビューで、川原さんは本当なのか嘘なのか、笑う大天使は実は最後の3つの短編を書くために作られた、「前フリ」だったというようなことを言っておられました。
「いきなりあれを書いても訳がわからないから、本編を書いた」と。
長い前フリだけど、確かにあのドタバタがあるからあとの短編がジンとくるんだよなぁ。
最後の最後、この3人がその後どうなったかを文で書いてあるんだけど、それがまたなんだか泣けるというか心温まる感じで、好き。 -
今読んでも面白い…。
彼女のことを少女漫画家って読んでいいのかな?「その電話に出るんじゃない!」 -
2.3巻一緒に借りたのですが、2巻に感想まとめて書いちゃいます。川原さんのお話って、打算的じゃないというか、決して綿密に考えられているような印象は受けないのだけど、最終的にはあぁ!やられた、と思うところがある。2巻と3巻なら2巻のノリのほうが好き。3巻は番外編という感じなのかな・・・?ぬいぐるみの話好き。普通ならありえない話を普通に描いちゃうのも川原さんの魅力。川原さんの話は恋愛の話が交じらないくらいがちょうどよいので、関係としては史緒とお兄ちゃんの話がちょうど良いです。
ちなみに、2巻の「森には心理が落ちている」という読みきりも好きでした。 -
特別編が良すぎ。泣く。
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傷つけられた時に痛いって感じることができるのはね、健全だってことですよ。だって侮辱された時に痛いって感じるためにはいつも侮辱されてない、大事にされてる…だからいまは侮辱されたんだ…だから痛いんだって比較できなきゃダメなんだもの。(赤木かん子)