笑う大天使 第2巻 (白泉社文庫)

著者 :
  • 白泉社 (1996年9月1日発売)
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本棚登録 : 930
感想 : 75
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592883159

感想・レビュー・書評

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  • カーラ教授最強の一冊と言っても過言ではない。
    映画化されたところなんて、さわりよ、さわり。
    「笑う大天使 空色の革命」
    「笑う大天使 オペラ座の怪人」
    「笑う大天使 夢だっていいじゃない」
    の3名作が君を待つ。
    3人がそれぞれにどこかせつなさを抱え、ほんのりと幸せであるということ。
    うっかり電車の中なんかで読むと泣けて大変だから、おいしいコーヒーとか紅茶とかウィスキーとか
    そういう幸せの素と一緒に読むべきである。

  • 10歳の娘が一巻をもらいハマり、購入。もともと持っていたので読み返す。いつ読んでも、いいなぁと思う。

  • 川原泉の代表作品。数ある作品の中でもファンが一番多い作品ではなかろうか。ほろりとしてしまった……。どうでもいいが柚子の兄が好きだ。

  • 泣くしかないでしょう、これは……。
    本編の最後に収められている、和音・柚子・史緒それぞれのお話。
    和音さんのはそうでもないんだけど、柚子さんと史緒さんのお話が、泣けて泣けて……。
    確か、川原さんのエッセイに収められているインタビューで、川原さんは本当なのか嘘なのか、笑う大天使は実は最後の3つの短編を書くために作られた、「前フリ」だったというようなことを言っておられました。
    「いきなりあれを書いても訳がわからないから、本編を書いた」と。
    長い前フリだけど、確かにあのドタバタがあるからあとの短編がジンとくるんだよなぁ。
    最後の最後、この3人がその後どうなったかを文で書いてあるんだけど、それがまたなんだか泣けるというか心温まる感じで、好き。

  • 今読んでも面白い…。
    彼女のことを少女漫画家って読んでいいのかな?「その電話に出るんじゃない!」

  • 2.3巻一緒に借りたのですが、2巻に感想まとめて書いちゃいます。川原さんのお話って、打算的じゃないというか、決して綿密に考えられているような印象は受けないのだけど、最終的にはあぁ!やられた、と思うところがある。2巻と3巻なら2巻のノリのほうが好き。3巻は番外編という感じなのかな・・・?ぬいぐるみの話好き。普通ならありえない話を普通に描いちゃうのも川原さんの魅力。川原さんの話は恋愛の話が交じらないくらいがちょうどよいので、関係としては史緒とお兄ちゃんの話がちょうど良いです。
    ちなみに、2巻の「森には心理が落ちている」という読みきりも好きでした。

  • 特別編が良すぎ。泣く。

  • カバーデザイン/羽良多平吉&エディックス

  • 傷つけられた時に痛いって感じることができるのはね、健全だってことですよ。だって侮辱された時に痛いって感じるためにはいつも侮辱されてない、大事にされてる…だからいまは侮辱されたんだ…だから痛いんだって比較できなきゃダメなんだもの。(赤木かん子)

  • ※1~2巻の感想をまとめてこちらに。

    これは…ちょっと今までに読んだことのないジャンルの少女漫画。
    恋愛要素がまるでないので、ラブコメではない。
    じゃあコメディ一色かというと、物語後半のシリアス展開を考えるとそうとも言い切れない。
    …っていうか、話が支離滅裂な上に後半が雑すぎる!!笑

    あらすじ読んで、超人的パワーを得た少女たちが活躍する話だと思ったら、全然違うじゃんw
    まず力を獲得するまでがえらい長い!!なのに、その力は一事件を解決しただけであっさり消えてしまう。
    で、中盤以降三人の少女は何をしていたかというと…
    ①少女のうち一人がクローズアップされて物語が展開する。
    ②残りの二人は人んちの塀だのそこいら辺の茂みなどで、ひたすら大福を食らいながら状況を見守る。
    ③そして二人は、必要とあればキーパーソンに告げ口や助言をする。
    よもやよもや、すべてこの構成の繰り返し!!なんてこった!笑Σ(☉_☉ )

    でもまぁ、一人を掘り下げる話にはそれだけ深みが出て面白い。
    だからこそ結果じゃなくて、そこに至るまでの過程を最後まできっちり描いて欲しかったよ!!
    和音さんと俊介さんは何をきっかけに恋愛感情に至ったのか!?とか、
    柚子さんは、なぜ最終的に苦手だったロレンス先生と結婚したのか!とかさ~。
    …まぁ、史緒さんの場合は最後の説明以上に物語の展開のしようがないでしょうけれども。ヾ(;´▽`A

    大人になった彼女たちを見てみたかった気持ちもあったので、ラストが駆け足になっちゃったのは残念だったな~。

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