闇月王 (白泉社文庫)

著者 :
  • 白泉社 (1999年9月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592883883

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  • 20世紀のイギリスが舞台の物語。
    大金持ちのケネフの祖父は「闇月王のことはたのむぞ・・・」と意味不明の言葉を遺し亡くなってしまう。
    闇月王とは何のことか?
    親戚に聞くも誰も知らない。
    そんな時、ケネフは祖父の屋敷で我者顔に歩き回る一人の男と出会う。
    黒髪で紳士風のその男こそが、祖父がいまわの際に言った精霊の闇月王だった!

    闇月王という名前と謎めいた登場からして、もしやこれって恐い話?と思ったら全然違いました。
    風貌に似合わずイタズラ好きの闇月王に振り回されるという設定で、オトボケキャラの闇月王がいい味出してます。

  • ・闇月王
    ・テンプテーション
    を収録。

    どっちも楽しい話だけど、闇月王は特にお勧め。
    楽しいです。

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著者プロフィール

大阪府高槻市出身、石川県金沢市在住。1975年、『花とゆめ』掲載の「再婚狂騒曲」でデビュー。以来、白泉社、小学館など幅広い雑誌で活躍。英国を舞台にした作品のほか、さまざまなファンタジーや日本の怪談・説話を素地にした作品も多い。『闇夜の本』『バジル氏の優雅な生活』『マーガレットとご主人の底抜け珍道中』『水の森奇譚』『芋の葉に聞いた咄』『磯の貝に聴いた咄』『堤中納言物語』『伊平次とわらわ』など多数。

「2008年 『王朝貴族のおまじない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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