赤ちゃんと僕 第2巻 (白泉社文庫 ら 1-2)

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592884194

感想・レビュー・書評

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  • そのつもりなく親が子供を騙してしまうのはあるあるだけれど、なにも日曜日に来てくれると具体的に言って
    来て欲しかったらと言って良い子にさせなくても良かったのに。
    中の人がうっかり見られたみたいなことが絶対に無いようにかなり徹底しているTDRは本当にすごいよな。

    マサくんが不憫な使い方をされているキャラだなと思う。
    拓也はひたすら良い子過ぎる。
    トトロのお父さんは「運が良ければまた会える」と言っているのが好きだなと思い出す。
    「良い子にしてればまた会える」だったら本当に台無しだった。

    嘘をつくのも良くないが、嘘だと思っているのに絡んで嫌味を言うのも駄目だろう。
    実を1人にしないのがもちろん一番だけれど、勝手におやつをあげるのは良くないし
    遊んであげようと思うなら連れ出さないでその場で遊んであげれば良いのに。
    携帯が無いから会社を出てしまったお父さんに見つかったと連絡しようがないのが時代だなと思う。

    小学生は児童なのに、生徒者名簿なのは単なる間違いだろうか。
    しな子に嫌味を言われ実には怒られる拓也は災難だけれど、わざわざ訪ねて行くのが拓也らしい。
    雨降って地固まるな終わりで良かった。

    どれだけ仲の良い人でも家族旅行で部屋で食事しているのに割り込まれるのは非常に嫌だ。
    未成年がいるのに平気で酒盛りするし。

    パパが真っ直ぐ自分の子供を信じてくれるのは印象的。
    江戸前くんもちゃんと証言しに来てくれたし良かった。

    宿屋のおばあさん、医者でも無いのになぜ「風邪です」って断言できるんだろう。
    風邪といえば桃缶のコマで友達たちといやみかんだりんごだと議論になったのを思い出す。
    菊子ちゃんてっきり成仏したかと思ったが、少なくとも気持ちは救われただろう。

    花火大会に行きたいならとおいてくれたお金を、行かない人が取るのはおかしいと思うのだが兄弟ってこんなものなのだろうか。
    みんな下を脅して好き勝手してる中で昭弘だけがまとも。昭弘が最終手段としては自分の小遣いを出す心積もりまであるのに、晩ご飯代をとるにしても千円より多くとるのが信じられない。
    しかも明美はそれこそ自分が追加で金を昭弘に預けて祭りに送り出すくらいしても良い年齢では。
    全部上の姉兄が悪い。
    拓也と50円ずつ出し合ってきな粉棒を分け合うのは好き。

    サボテンは割れ方にもよるが挿木も出来るし、少なくとも孫に謝らせてどうするか聞くこともせず勝手に捨てるのはあり得ない。
    ボケて孫を認識できないから祖父と距離を置くのは百歩譲って理解出来るが、そんな人をパシリに使うのか?しかもひとりで。
    転ぶとき実を守って手を付かない拓也が偉いけど痛そう。
    職員の人もおじいちゃん呼びで一瞬記憶が戻っただけと言うのももやもやする。

    槍溝さんの格好普通に可愛いと思うのだけれど
    派手なのか? 時代の問題だろうか。
    デートに誘っておいてなんのプランも考えていないのに
    機嫌を損ねる訳でもなくデパートに行きたいと提案してくれるし
    ゴンちゃんに加えて拓也、更に実まで来ていてもスルーしてくれるし。
    逆セクハラ(逆がつくのも時代を感じるが)は兎も角として良い子だ。
    それにしても、僕の友達が、と拓也に言われてそれが誰がわからないのに「好きな人がいる」と言えるのは
    相手が学外の人か拓也かしかないのに。
    このクラスにいると聞かされたら消去法で拓也しかいないだろうに、鈍すぎる。
    ゴンちゃんもいい子なんだが、店の商品に手を付ける上それがチューハイなのは駄目だ。

    染みをちょうちょと言ってあげるのは良いな。
    そう言われればきっとそう見えるだろうし
    ちょっとずつ怖がりもましになっていくと良い。

  • しな子が両親のことを恥ずかしくて嘘つきになった話、老人ホームに入るおじいさんの話が印象深く良かった。家族というものの複雑な感情がとてもうまく描かれていた。

    江戸前くん、絵としては出てないのに、存在感あり。

  • Yahoo!ブックスの無料日刊で。
    14?~30話まで読んだので、この刊かな?

  • 1巻程ではないが、泣ける。

  • 藤井の兄弟好きだなww

  • 大好きです。すごく魅力的なキャラクターがたくさんです。お話も感動だったり、ギャグだったり、するけど、いずれにしろ読ませます。

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著者プロフィール

羅川真里茂 青森県出身 代表作に『赤ちゃんと僕』、『しゃにむにGO』など。現在は月刊少年マガジンで『ましろのおと』を連載中。

「2022年 『ましろのおと(31)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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