赤ちゃんと僕 第5巻 (白泉社文庫 ら 1-5)

著者 :
  • 白泉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592884224

感想・レビュー・書評

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  • おたふく風邪のエピソードは、春美ちゃんが気の毒で仕方ない。
    お母さんが生きていたらまだ分担もできただろうし
    自分ひとりでやらなきゃ、ではないだけで
    気持ちが楽になると思う。
    拓也が早退までした気持ちをわかってくれて良かった。

    銀行強盗はなかなかぶっとんでいて
    日常ほのぼののはずなのに大事件だが
    なんとなくまるく収まるし、森口くんがクローズアップされて興味深い。

    藤井くんみたいななんでもそつなくこなす恰好良い子、
    小学校のクラスに一人はいたよなぁと思う。
    拓也が随分つっかかるのに、大人だ。
    同じく大人な森口くんと気が合うのもわかる。

    春美ちゃんも安西さんも普通のことしか言っていないなに
    これで会社で噂になるなんて会社がヤバすぎる。
    何も悪いことをしてないのに拓也に謝る春美が可哀想だ。
    安西さんに実を手懐けるなと言うのもだいぶ酷い。
    旦那も娘もあんな酷いことを言っておいて、誕生日ケーキだのいつになったら助けを求めてくるのかなんて意味が分からない。
    家事をやる代わりに働かせてやるという条件を出したことを詫びて取り消して
    言われなくても家事をやれよと思う。助けるもなにもなぜお前はやらなくて良い自分の仕事ではないと思っているのかが謎。

    仕事を休むにしても嫁に嘘をつくのがまず最低だ。
    なのに誰にも迷惑をかけてないと言っているのがまず駄目。
    せっかくどこか行こうと思った気持ちを先に無碍にしたのはお前だろうとしか思えない。
    同窓会に旦那も可笑しいしよその子を連れていくのが全く意味がわからないのだが
    それが許される同窓会もあるのだろうか。
    連れて来ても付き添い達だけで行動させてなんの意味があるのだろう。二次会まで付き合わせて。
    子供を連れて来ているのに責任感もなく酒を飲む成一は本当に腹立たしい。
    勿論悪口を言う奴が駄目だが大声を出して雰囲気をぶち壊す部外者も駄目。
    先生は良かった。

  • 誘拐の話があって、ネタ切れなのかなぁなんて思ってたら、安西さんの話。
    ものすごく突き刺さった。
    頑張れば頑張るほどみんなに疎ましく思われる。
    これって本当に花とゆめに連載されてたの?この読者はどう思いながら読んでたんだろうと、安西さんと近い年齢になった私は、とても不思議な気持ちになった。

  • 拓也、藤井、森口…最強。

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著者プロフィール

羅川真里茂 青森県出身 代表作に『赤ちゃんと僕』、『しゃにむにGO』など。現在は月刊少年マガジンで『ましろのおと』を連載中。

「2022年 『ましろのおと(31)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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