マダムとミスター 第1巻 (白泉社文庫 え 1-7)

著者 :
  • 白泉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (388ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592884590

感想・レビュー・書評

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  • 遠藤淑子作品の中でも特にお気に入りのシリーズ。
    現在のグレースのかなりの能天気ぶりが、過去繊細だった時代の描写によって際立っています。
    「マダム」と「ミスター」って、仏語なの?英語なの?っていうテキトーな感じがまたいいんだな。

  • 遠藤先生は、絵に関してはそんなにうまいわけではない(控えめな表現)けれど、話がばつぐんにおもしろく、その話に絵が合ってるんだからしょうがない。
    この方のまんがの主人公はたいていタフで、頭が良く、けれど致命的な欠点をなにか持っている。そこが魅力であり、だからこそ主人公を取り巻く人々の(巻き込まれる人々ともいう)人間模様が生きているなあと感じる。
    私はとくにこの「マダムとミスター」のグレースのタフさが大好きで、こんなふうに生きられたらなあと思う。理不尽なことは許さず、信念を持ち、なのにお金儲けの話といい男にはなぜか弱い(笑)頭がいいのにちょっとバカ。それを見守るグラハムとの掛け合いも楽しい。読むと元気になるお話。

  • これも楽しくて、心温まる少女マンガ。執事がほしーい!

  • この人の画は好き嫌いがあると思うけど、
    食わず嫌いだったら是非読んでみて!と
    人にお勧めしたい作家さん。
    これも面白いけど他も全部。

    いい映画を見た後のような読後感。

  • 遠藤淑子さんのマンガはどれも好きだけど、
    これが一番最初に読んだシリーズ。

    大金持ちの爺さんと遺産目的で結婚した女性が主人公で
    爺さんがなくなった後、女主人として
    その家の若い執事ともめたりもめなかったりするどたばたコメディ。

    この作者のマンガはどれもそうなんだけどコメディでもそうじゃなくても
    人との心の交流が描かれていて、笑えるしほんわかするし、
    それから泣けたり考えさせられたりするので
    少女マンガと思って侮るなかれ。

    絵はお世辞にもうまいとは言い難いけど、
    登場人物の心の機微は外さない
    なんだか癖になる感じなんです。

    少しでもお目にとまりましたら是非読んでみてください。

  • やっぱり遠藤淑子はいいなぁ。コミックス持っているのに文庫買っちゃった。(2005-04-03)

  • あたしは少女漫画家なら
    彼女が一番好きなのです

  • 遠藤さん特有のほのぼのとしたドタバタで、でもちょっとシリアスもあるコメディー。

  • とても自分に忠実だけれど、根はとてもやさしいグレースと若い執事グラハムのお話。
    特に「ニューイヤー」が泣けます!

  • 奥様とグラハムの掛け合いが好き。同時収録の「エイミー」も大好きです。

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