お伽話を語ろう (白泉社文庫)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 114
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592886280

感想・レビュー・書評

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  • 子どもの頃大好きだったシリーズ。文庫になってることも知らなかったけど、電子化してたので、再読です。今読むと、少しノリについていけず、自分の変化にショック。でもやっぱり好きな作品です。

  • 子供の頃からの許婚との結婚のため、まだ見ぬ隣国の一清の下へ嫁いだ大国安住の千沙姫。到着した館には戦のため出兵中で一清は不在。
    おてんばで素直(ある意味わがまま)な千沙はいよいよ危なくなった館から避難するも敵に狙われ...。

    世間知らずで子供っぽく、一途な千沙と国を守るため精一杯なお惚け殿様の御伽噺のような結婚を描いたお話。
    ちょっとノリの幼稚さにはまれなかった。

  • 出逢いは忘れてしまったけれど、手元から離れる度に購入し直している作品の一つ。

    小国の主(一清さま)と大国の姫(千沙姫)たちの物語。
    千沙姫が一清さまの国に嫁いできた日から物語は始まり、最終的にはお家騒動?に発展していくストーリー展開。

    タイトル通りお伽話の世界観(リアリティー)を守りつつ、大切なことはきちんと伝わるストーリーになっている。
    作中、度々「大人であること」と「子どもであること」のジレンマが描かれているが、互いを滑稽に描いたシーンは一つもない。
    むしろ、全シリーズを通して描かれているのは、自分の大切な思いに基づいて決断し、選択できる大人であろうとする人の姿である。
    大人になろうとする子どもに、やさしい大人が応えてくれる。そんな作品。

  • 一清・千沙姫のお伽噺シリーズです。
    実際に持っているのは単行本コミックスの方ですが、こちらに。
    絵柄からもわかるように全体的にふんわりした温かい雰囲気ですし、
    このカップルは本当もうラブラブです。
    しかし、時代は戦国。きちんとそういった闇の部分も描かれており、根底のしっかりした芯のあるストーリーになっています。

  • 一清・千沙姫シリーズ。とてもすき。パラレル時代劇風。とてもとてもすき。

  • 戦国ロマンスです。
    基本はコメディなのですが、そこは戦国、厳しい現実なんてのもあります。

    細い線だけど、なかなかのお話をかく人がいるものです。

  • 清水玲子やよしながふみや篠原千絵を読みなれていると、絵が、、絵が、、、。

  • ほのぼのした雰囲気ですが、戦国時代に生きる苦しみ哀しみもきちんと描かれていて・・・。大好きな漫画です。文庫書下ろしも充実しています。全巻文庫化希望!

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