サバの夏が来た (白泉社文庫 お 1-15)

著者 :
  • 白泉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592887003

感想・レビュー・書評

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  • かの有名な「綿の国星」は読んでいないのですが、古本屋で見かけてつい買っちゃいましたw
    のんびり、まったり、ほんわかな感じの中にもさりげない鋭さがチラホラ。動物見るのは好きだけど、買うのは手間、と思っている私でさえ心惹かれるサバの愛しさ・・・猫好きさんにはたまらん感じなのでしょうねぇ(笑)

  • こんな風に猫を愛してみたい。
    猫飼いたい。

  • 可愛かった!そしてユーミン的だった。
    お買い上げです!

  • 「いいやあいつは太った」この台詞が可笑しいのに洒落ている。こんな台詞が出るのは大島先生ならでは。前作と比べるとあっさりした印象。そのあっさりさに気がつくと嵌まり込んでいる。上品な貝のスープみたいで時々飲みたくなる作品。

  • 大島先生と飼い猫サバの日常を描いたエッセイ漫画。(基本的に)ゆったりとした時間が流れていて、いい時間を過ごしているな…と思う。近所の3羽の鶏のエピソードが好き。

    “書いているものが無機質的でつまらなくてメチャクチャであっても 最後のページまで紙面をうめてみることです
    そうするとある箇所でふと 有機的で個人的で感情的なエピソードの一端が見つかることがあります
    うまくいくとそのエピソードの一端が呼び水のようになって 全物語世界をどとうのようにひっぱり出してしまいます
    しかもそれによっていままで書いていたくだらないメチャクチャなエピソードまで全部生き返ることがあるのです” (p254)

  • エッセイ漫画
    これを読んでいると、私のことを許容してくれている感覚になる。
    心地いいってことはなんに考えないこと。そうだった。

  • 大島弓子が好き、さらに、猫が大好き。
    の、人という、非常にターゲットが絞られた漫画です(苦笑)
    わたしは、猫好きの条件を満たしていなかったので、うーん、なかなか辛かった…

  • 新年初読み。猫と(もっといえば動物たち)人間を隔てる境界線が曖昧な大島弓子のマンガ世界の豊かさよ。でも、少し不思議な読み心地。

  • なんとなく敬遠していた猫ものだが、悪くない。気軽に読める。
    サバの去勢手術のあいだに見る「ツミとバツの桜ふぶき」は経験があり身につまされる。

  • 文庫サイズの大島弓子のネームは、老眼にはきびしかった。

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著者プロフィール

栃木県生まれ。短大在学中に『ポーラの涙』でデビュー。昭和53年より「月刊ララ」に掲載された『綿の国星』は、独特の豊かな感性で描かれ、大きな反響を呼ぶ。『ミモザ館でつかまえて』『夏のおわりのト短調』『パスカルの群』など著書多数。

「2011年 『グーグーだって猫である6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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