- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784593103294
作品紹介・あらすじ
あんまりすてきだったから歌手のうたごえがあんまりすてきだったから、こんちゃんはお手紙をかきました。こんちゃんの心のこもったお手紙をはこぶゆうびんやさんは、なんだかうれしくなって、くちぶえをふきました。くちぶえをきいたやまめは、なんだかうれしくなって、しぶきをあげてはねました。こんちゃんのうれしい気持ちが、ふしぎとみんなに伝わって…。
すてき! と思った人にはお手紙を出しましょう。
うれしい気持ちがどんどん広がる、くどうれいん初めての絵本。
感想・レビュー・書評
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素敵な歌を聞いて嬉しい気持ちを、素敵な人に伝えたい、という思いがこめられたこんちゃんの素敵なお手紙。嬉しい気持ちがどんどん伝わって、笑顔が、幸せが広がっていきます。素敵なものを素敵だとストレートに言ったり書いたりすることを、日頃から心がけたい!
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すてきな歌声の歌手に、気持ちを伝えたくて手紙を書いたこんちゃん。
ストーリーは実にシンプルなんだけど、心を震わせたその気持ちが、伝わっていく過程がとてもよい。オノマトペの使い方が印象的で、思わず音読したくなるような、リズミカルでコロコロとキレイな文字達。みやざきひろかずさんの絵もまた素晴らしい!淡い色彩、色と色が滲んで境目が曖昧になっているところ、美しすぎてため息が出る。
くどうさんによるあとがき、胸がいっぱいになり、泣きそうになりました。好きな気持ちを、素直に伝えることの尊さ。幼いながら、推しにファンレターを送ったことを思い出しちゃった。書かずにはいられないほど、好きだいうことを伝えたかったという当時の自分…ちょっと恥ずかしかったと思ったこともあったけど、今思えばよかったかな。好きという気持ちに、人はこんなにも支えられるのだと今更ながら実感している。 -
特徴的な水彩画でとても色がキレイ
色はきれいなんだけど、内容があまり頭に入ってこなかった。絵に見とれてしまって…
絵は好みがわかれるかもしれない。 -
図書館で見かけて、借りてきた本。
水彩絵の具の色合いと滲みがステキ。
「推しは推せる時に推せ」という言葉を思い出した一冊。「好き/ステキ」を言葉に・形にすることは大切。 -
素敵な気持ちが連鎖する 好きを伝えよう
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やさしい気持ちになる
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手紙を書こうと思って辞めた経験が何度もある。
大好きなバンドにもお世話になった恩師にも。
伝えられなかった好きやありがとうがたくさんある。
伝えられていたら、こんなにも素敵な夜のきっかけになれたかもしれないのに!
好きを伝える素晴らしさを絵本にして届けてくれる絵本です。