- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784593501687
感想・レビュー・書評
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『コールテンくんのポケット』を先に読んでから、元祖?のこちらを読んだ。コールテンくん、コーちゃんて呼ばれてる!かわいい!
気になっていた「くまがポケットをほしがることをしっていた高田千鶴子さんへ」という献辞についての経緯は、こちらのカバーの折り返し部分に書いてあった。著者は高田千鶴子さんのくまの指人形にポケットがついているのを見て、コールテンくんのズボンにもポケットをつけてあげようと思ったのだとか。お話同様、優しい人だったんだろうなー!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ぬいぐるみのくま、コーちゃんがママとリサちゃんの話を聞いて、ポケットを欲しくなります。そして、ポケットの布キレを探しに行くお話です。
最後のあたたかい会話がほっこりしました。
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ある夏の夕方、リサとお母さんは近所のコインランドリーにやって来る。お母さんのお手伝いをするために、リサはぬいぐるみのコーちゃんを近くの椅子に座らせておく。
「ポケットになにかはいってたら、だしておいてね、リサちゃん」
最初はじっと待っていたコーちゃんだったが、お母さんのこの言葉を聞いて、自分の服にはポケットがついていないことに気が付く。
「そうだ!ぼくもポケットつけよう!」
ポケットになるきれを探し回るうちに、よそのお客さんの洗濯袋に入り込んでしまったコーちゃんは……
※※※※
過去作『くまのコールテンくん』で、リサに買われたコールテンくん。「コーちゃん」と呼ばれてとても大切にされているようだ。
この絵本を読んであげるときはいつも、娘は何ともいえない嬉しそうな顔で聞いている。
近所のコインランドリーという日常の場で起こる一夜のちょっとした冒険譚は、ファンタジーなのにとても親しみやすい。ポケット、洗濯袋、粉せっけん…出てくる物も身近な日用品ばかり。絵描きのおじさんの登場が、ちょうど良い感じのアクセント。
幼い子供にとっては、空想物語ではなくリアルな物語に感じられるのだろう。だから嬉しくなるのかもしれない。身近なところで、こんな楽しそうなハチャメチャな事件が起こっているかもしれないワクワク感。
愛情たっぷりの終わり方も完璧!
こういう愛や好奇心に満ちた作品を読むと、私もたまらなく嬉しくなる。これぞ絵本!自分の絵本愛も再確認。 -
好奇心は、子どもの特権!
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コールテンくん、またまた大冒険!
ポケットを付けてくれる、そしてネームカードも作ってくれる、優しいリサちゃん。
あいかわらずおしゃれなお母さん。
楽しい本でした。 -
くまのコールテンくんのシリーズ
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子供にとって縫いぐるみは、家族だもんね〜
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くまのコールテンくんのつづきのお話。出版社も訳も違いますが。リサのうちの子になったコールテンくんが、洗濯屋さんに行き、ポケットを欲しがるお話。
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くまのコールテンの続編。
ポケットの中にはすてきなものが入っているといいな。
女の子がこんな見た目だったっけと思った。