- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784593501816
感想・レビュー・書評
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留守番の間、ピーターとジュディは「ジュマンジ」という箱入りのゲームを見つける。
退屈しのぎに始めたとたん、いきなり辺りの様子が変わりゲームそのものの世界に・・
芸術作品のようなオールズバーグの絵に、ドキドキするストーリーが重ねられる。
まさかこんなことが・・!と思いながら眼が離せない。
映画化された作品にはロビン・ウィリアムズが出演していた。
そんなことを思い出すだけで泣けてくる。
まさか二度とその姿を見ることが出来なくなる日が来るとは、思いもしなかった。
そしてこの絵本は、映画の原作となった作品。
この薄い本からあの映画が生まれたとは、美しい絵のみでなく、ストーリーテラーとしての
オールズバーグの実力が高く評価されたと言っても良いのだろう。
色彩の魔術師などという呼び名もあるが、モノクロだということをしばしば忘れるほど
絵の中に引き込む強い力に溢れている。
バーチャルな世界のはずなのに、空間の広がりがそれは果てしなく感じる。
え?このアングルから捉えるの?と小さな歓声を上げることもしばしば。
斬新で美しく想像力を膨らませる絵は、何度眺めても飽きない。
おまけに、余韻を持たせるラストまで気が抜けない。
やや早めに音読しても20分超かかる。
それでもいつか中学生たちに読んでみたい。
お話の舞台は11月なので、出来ればその季節に。
翻訳は「辺見まさなおさん」なのも、ちょっと嬉しい。
この機に、オールズバーグもカテゴリーを立ち上げよう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ロビン・ウィリアムズ氏追悼。マイ絵本再読。
原作絵本よりも映画を先に観たため、映画の印象が強いです。
コミカルな案内役を演じていた氏の姿が脳裏に焼き付いています。
どうか安らかに。 -
ゴールできなかった場合、この世界はどうなるのだろう。
2人の世界の中で永遠に続くのかな。
でも、ゴールできないということは、おそらく2人自体がいなくなってしまっているだろうから…閉じた世界ができあがるのだろうか。
そうなってしまえば、他の人たちにはもう被害は及ばないのかもしれない。 -
絵がすごい!ちょっとこわいゲーム。
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わたしが登場人物でなく、読者でよかった。
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オールスバーグのイラストがやはり秀逸
この陰影が緊張感をあおります
村上春樹の訳でまた出ているようです
読んでみたいな
映画 以前ヒットした続編が公開中
絵本の世界を楽しみたいなあ
≪ ジュマンジと 叫べゲームは 終わりだぞ ≫ -
<閲覧スタッフより>
ある日、ジュディ・ピーター姉弟は木の下でゲーム板を拾います。それは「一度始めたらあがるまで終われない」という不思議なゲーム板で…。大人も楽しめる冒険譚の始まりです。1995年に映画化もされた不朽の名作。
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所在記号:726.6||ALC
資料番号:20045841
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2018/12/25 詳細は、こちらをご覧ください。
『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1152.html
2017/10/12〜2018/3/1
2018年4月6日(金) に公開の映画『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』 すごく楽しみ!
2012/3/28 久しぶりで、映画「ジュマンジ」を見ました。
1995年の 「ジュマンジ Jumanji」は 当時としては最新のCGがみごと!
2008/8/06 記 本を読んだ日 2008/6/21
絵本 「ジュマンジ」 を見つけた。 映画を見てから何年ぶりかしら〜。
当時最新のSFX技術を駆使したこの映画は とってもおもしろかった。
絵本はどうだろう?
モノクロの 数ページの本が あの映画になったとは 驚きだ!
話を戻して、「ジュマンジ」
クリス・ヴァン・オールズバーグの絵はとても すてき!
ページをめくるたびに どきどきする。
本というのは 自分の早さで読めるし、前にもっどたりもできる。 深く味わえるということ。
この本を手にとった子供は、何度も何度もページを繰り、不思議な世界で遊ぶだろう。