ハイワサのちいさかったころ

  • ほるぷ出版
3.73
  • (6)
  • (4)
  • (12)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 86
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593502233

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 日本語訳のリズムが不思議

  • 1985年 ケイト・グリーナウェイ賞受賞

    インディアン神話の美しいふしぎ

    ロングフェローの詩

    ハイワサ坊やは月の娘ノコミスおばあさんにたくさんのことを教えてもらいました。
    ホウキ星(もえる髪をたばねたイシコダ そのなかにいる羽飾りコン棒をもった戦士たち 精霊の死のダンス)、
    冬の夜(通り道には幽霊の影たち 天にまっすぐむかって走ってく)、
    月の姿、ホタルのうた、
    虹(花たちの天国 天にいって花ひらく)、
    フクロウ、鳥、くま、ビーバー、リス、カモシカ……ぜんぶのけもののコトバをならった、けものたちの名前もヒミツもみーんなならった
    ハイワサのきょうだい
    みんな、みんな、ふしぎなコトバで語りかけてくるのです。

  • インディアンは、自然と共に生きていたのね〜

  •  絵本ですが子どもにはちょっと難しいかもしれません。詩を翻訳したものですが、日本語にしたときにリズム感をとるのが大変だと思います。原文ではきっと韻を踏んだりしているのでしょう。

     絵は幻想的でとても素敵です。私の娘はネイティブ・アメリカンに興味津々なので、ちょうど良い読み物になりました。(もうママになっていますが)

     これまで欧米の文学でも詩には触れたことがなかったので、少し勉強してみたいと思います。

  • ハイサワ坊やがノコミスばあさんに、いろいろ教えてもらう。
    ほうき星の話、冬の夜の話、月の姿の話、螢のうたの話、虹の話、鳥や動物の話…。

    詩に絵とつけて絵本化したものらしく、リズムのいい文体。

    見開き全体に渡る絵がインディアンの世界へ引き込みそう。

  • (多分)北アメリカ・ニューヨーク州北部のオンタリオ湖南岸にあるアメリカ東部の先住民族の代表的な人物の子どもの頃のお話。
    大好きなエロール・ルカインという、とても美しい絵を描く画家の絵で描かれた絵本。
    本来の自然の中で生きる人の存在が美しい絵と、静かで端的で子どもにもとても分かりやすい言葉で綴られている。
    ヒトはかつてこんな風に在った。

  • この本でグリナーウェイ賞を受賞した、エロール・ル・カインのとても幻想的で美しい絵が素敵です。

全7件中 1 - 7件を表示

ヘンリー・ワズワース・ロングフェローの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×