うさぎのおうち

  • ほるぷ出版
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本棚登録 : 379
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593504282

作品紹介・あらすじ

はるのあかるいひざしのなか、こうさぎがじぶんのいえをさがしにでかけました。でも、うさぎにぴったりのいえはなかなかみつかりません。うさぎのおうちはどこにあるのでしょうか…。絵本の黄金コンビマーガレット・ワイズ・ブラウンとガース・ウィリアムズの名作絵本。

感想・レビュー・書評

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  • 敬愛するマーガレット・ワイズ・ブラウンの作品に、これまた大好きなガース・ウィリアムズの挿絵。
    松井るり子さんの翻訳が素晴らしく、リズムに乗って心地よく読める。
    愛らしいウサギさんの表紙をめくるといきなり現れる見開きの絵。
    隅々まで丹念に描かれた春の野の花たちとウサギさん。
    ここだけで立ち止まってしまうほどの魅力だ。
    自分の家を探して歩くウサギさんが、色々な動物たちに出会って最後に白いウサギさんと一緒のおうちに住むという内容。
    その間、繰り返される言葉のリズムが楽しくて気持ちが良い。
    めくるたびに現れる花や蝶の、なんと温かく繊細なことだろう。
    野の花としてはあまりなじみのない「ジキタリス」や「ザゼンソウ」まで登場している。
    もちろん定番のスミレはあちこちに可憐な姿を見せている。
    どのページも、時間をかけて眺める楽しさにあふれた、春ならでは一冊。
    ゆっくり読んで約5分。幼児から。

  • 絵がとても丁寧に描かれている。
    色彩も美しい。
    こまどりが「はるはるはる」と歌う、最初の「は」のみ大文字になっている。
    春の訪れを喜ぶ姿が表されているようです。
    よく「鮮やかな色彩」という感想を見ますが、鮮やかではなく、優しい色彩で穏やかな春をイメージさせる絵本だと思いました。
    最初のこまどりが歌っているページは、早朝のような空の色です。
    主人公のオスうさぎは朝の早いうちからおうちを探しているのかな??
    おうちというより、うさぎの習性としてメスうさぎを探しているのかもしれません。
    最後のページでは2匹が寄り添います。

  • うさぎと一緒に駆けながら、春の風や草花のにおいが感じられそうな鮮やかで優しい絵。

  • うさぎの絵が優しいのに躍動感があって美しい。
    生き物にはそれぞれにあったおうちがあるんだよね。
    探せばきっと見つかるね。

  • 「しろいうさぎとくろいうさぎ」の
    ガース・ウィリアムズによるうさぎの絵が
    印象的な一冊

    美しい春の訪れが絵でも言葉でも感じられる。


    うさぎには肉球はないんだよというのを人に聞いていて、
    この絵本のうさぎには肉球はちゃんと、なかった。ことに勝手に感動してしまった。


    あと、
    うさぎの後ろ姿が、
    おしりが、
    しっぽが可愛い〜〜

  • 挿絵がとても美しい1冊。絵もかわいいし色使いも鮮やかですてき。春に読みたい1冊。

  • テンポがよい。
    リズムを作って声に出して読みたくなる絵本。

  • <HOME FOR A BUNNY>
      
    日本語版装丁/鳥井和昌

  • 《図書館》【再読】兎年にちなんで読みました。うさぎちゃんのうちに遊びに行きたくなりました。

  • とにかく絵がきれいで、癒されます。

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