終わらない夜

  • ほるぷ出版 (2005年8月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (34ページ) / ISBN・EAN: 9784593504381

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

不思議で懐かしい夜の世界が広がるこの作品は、芸術性の高さに驚かされる一冊です。エッシャー風の幻惑的な絵が、真実のように感じられる中、自然界の霊と人間界の霊が融合した厳かな雰囲気も漂います。特に農夫のバ...

感想・レビュー・書評

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  • 不思議で、なんだか懐かしい思いも感じる夜の世界が広がる。エッシャー風の幻惑の絵が真実にも思えてくる。

  • あまりの芸術性の高さに唖然とした。
    自然界の霊と人間界の霊が融合した感じで、厳かさと怖さもある。
    農夫のバイオリンの絵は身震いした。

  • ブクログレビューを拝見して知った本。

    絵を描いた方の発想力が凄いし、とても綺麗なのだが、同著者の『どこでもない場所』より、ホラー感が増してしまっている。

    でもそれは、添えられた文章によるものが大きい。
    巻末に、この本はロブ氏の絵にセーラ氏が詩を添えたものであるという説明があって、元々の絵に付けられた題名が書かれていた。
    これは全くの個人的な意見だけれど、セーラ氏の詩が要らなかった。
    この絵と題名だけで絵本にしてくれていたら、それで充分魅力的だったのにと思う。

    例えば「中世の月光」が、詩のせいでホラー感が増してしまった。
    「落ちてきた星」も、その題名だけの方が良かった。

    絵からの想像は、読者に任せて欲しい。

  • 新聞の書評で見かけて読んでみた、セーラ・L・トムソンと、ロブ・ゴンザルヴェスが手掛けた絵本二冊。訳はどちらも金原瑞人さん。
    美しい絵画のような、でもだまし絵的要素もある絵に、押しつけがましくない、イマジネーションを刺激するような詞がつけられていて、大人も楽しめる。けれど、やはり固定概念のない子供に見て欲しいような気もする絵本。
    とはいえ、かなり古いし、イマドキの子供がなかなか手に取ってくれなさそうな本でもある。
    流行りものにとらわれない層には読んでもらえそう。

  • 夏に涼しげなヒヤーっとする絵本を、と選んだら、先日読んだ「どこでもない場所」と同じ人の本だった。
    今回は闇に潜むもの、闇に滲むものが続く。
    回廊でのコレはかなり怖い。
    全体的にその場面での人々の心が映像化したものが入り混じっていく感じ。

  • カナダの画家(ロブ・ゴンサルヴェス)の描いた絵に、想像力を刺激された作家(セーラ・L・トムソン)が、〝眠れない夜〟をテーマに14篇の詩が綴られた、幻想の世界へと誘われる魅惑の絵本です。表紙の「月の乙女」をはじめ「ロウソクの回廊」「眠りにつく畑」「中世の月光」「白い毛布」など、瞼の奥にまで染み入ってくる見事な作品に、目がくぎ付けになります。

  • 幻想的!夜から膨らみ、育つ想像力。

  • 何気なく見つめる絵に騙されていたことに気がついたときのヒヤリ感が凄まじく、それがまたたまらなく魅力的ですっかり魅せられてしまっていました。表紙の絵が特に大好き。夜、月の光が雲の間から射し込み、木々の影が水面に映し出された時、その水面にふと目をやると…幻想的な美しい絵にヒヤリとする怖さが。あ、雪の毛布も好きだなぁ。夜の闇に隠されたもの、月の光で浮かびだされるもの、一枚一枚の絵から物語が生まれそう。「月の乙女」、「白い毛布」「中世の月光」「ロウソクの回廊」など絵のタイトルも想像力をぷくぷくさせてくれます。(2009年10月読了)

  • 10歳4ヶ月の娘
    7歳4ヶ月の息子に読み聞かせ

    存在は知っていたけど
    読んだことなかったシリーズ

    不思議な絵の世界

    私は裏表紙にもなっている
    雪のベッドに寝ている絵が好き

    ひまわりもいいなー

    夜空のカーテンも好きだなーー


    息子はおもちゃの電車レールで
    本物登場が好きだって。

  • トリックアート的な絵本。好きな子は夢中になる。
    シリーズで買うのもいいかも。

  • ●だまし絵というには深遠な雰囲気が漂う幻想的な絵本。

  • 読了 2010年頃
    再読に感想あり

  • この不思議絵本のテーマは「夜」。月や星、雪あかり、小さな灯火。幻想的で、ちょっと怖い世界です。

  •  夜の森に広がる雪のシーツ、カーテンを切り抜いてできた夜の街、夜の空を飛ぶ子供たち……。夜に広がる幻想の世界。


     図書館本。
     シュールレアリズムかだまし絵か、空想の翼が広がる絵本。子供向けな感じの訳ではあるが、大人向けだと思う。
     ネットで画像を見た時はかなりリアルな絵に見えたが、実際はそれほどでも。リアルに寄せようと頑張ったアンリ・ルソーというか、デッサンがイマイチなオールズバーグというか……。残念ながらあまり好みじゃない画風と判明。表紙の絵はかなり好きなんだけども。
     そこそこリアルではあるので、絵が怖くて泣いてしまう子もいるかも???

     ちょっと既視感のある絵も数点。ナルニアとかE.T.とかね。

  • マグリットとエッシャーを足して幻想的にしたようなトリックアートと詩が美しい作品です。シリーズ全て読みたい。私も子供もお気に入りです。

  • 想像してごらん......

    とても面白い作品です。布団が雪に......カーテンが街明かりに......筆者はなんて想像力豊かなんでしょう。

  • 図書館本。だまし絵? ちょっと不気味で、不思議な絵。奇妙世界へ…。 この絵本は、まず、絵が先にあって、それに詩をそえたんだそうだ。

  • 闇を感じさせる神秘的で美しい本。想像力をかきたてられる、一度読んだら一生頭の片隅に残る不思議で不気味な本。

  • 深いブルーが印象的でした。
    表紙を見た限りだと洋書版はなんだかイメージが違いますね。
    字体のせいでしょうか、更にミステリアス度が増している様な。
    機会があれば洋書の方も覗いてみたいです。

  • MCエッシャーを思わせる夜の絵本で
    一枚の絵に数行のコメントが添えられている。
    夜の空気を感じられます。

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著者プロフィール

(かねはら・みずひと)岡山市生まれ。法政大学名誉教授。翻訳家。ヤングアダルト小説をはじめ、海外文学作品の紹介者として不動の人気を誇る。著書・訳書多数。

「2026年 『カリーム、シリアとアメリカのはざまで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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