たまごのはなし: かしこくておしゃれでふしぎな、ちいさないのち

著者 : ダイアナ・アストン 千葉茂樹

• ほるぷ出版 (2007年5月1日発売)

作品紹介・あらすじ

ひとくちにたまごと言っても、その形態はさまざま。きれいなたまご、やわらかいたまご、ほそながいたまご、袋のようなたまご…と、ちいさな命がつまったたまごには、生き物の知恵や不思議もいっぱいつまっています。

感想・レビュー・書評

[Eさんの感想 · 2018年9月7日]

手に取る機会があってよんだ。

たまごは かしこい
たまごは おしゃれ
たまごは おとなしい
たまごは……ふしぎがいっぱい。
（カバーそでより）

たまご、いろいろ。
鳥類、魚類、両生類、甲殻類、昆虫。
たまごというと鶏卵のイメージだけれど、あれもたまご。
小学生の飼育当番で、チャボやウコッケイのたまごがあったらもらって帰れた。
子どもの頃は、鳥のたまごを食べることを奇妙に感じたものだけれど、そんなこともすっかり忘れていた。
だから、「たまごは いのちを はぐくむ」のページの説明に違和感を覚えた。
この違和感は、いい違和感だろう。
科学の絵本で、色彩豊かで絵もすてきです。
最初のたまごのページと、最後のたまごからかえったページ、それぞれの場所が対応していたら見比べられてよかったのにな、と思いました。

[はぴさんの感想 · 2014年6月17日]

＞ひとくちに卵といっても、その形態はさまざま。
きれいな卵、やわらかい卵、袋のような卵……と、ちいさな命がつまった卵には、生き物の知恵や不思議もいっぱいつまっています。
やさしいイラストの科学絵本。

卵盛りだくさんの美しい絵本でじっくり見入ってしまいました。
トラザメの卵はとても珍しい形（皮ぶくろのようなたまごについたまきひげで海草にからみついて、海流で流されないようにする）でびっくり。
どの卵も生き延びるための工夫がちゃんとされていることに感動しました。
最初の卵のページと最後の大人になった生き物達のページを見比べるのも楽しい。

[waniwa-niさんの感想 · 2024年1月22日]

テーマ展示「たまご」

[猫武炸成さんの感想 · 2023年3月3日]

＜AN EGG IS QUIET＞
　　
日本語版装幀/ｵｰﾉﾘｭｳｽｹ

[toppinparariさんの感想 · 2023年2月17日]

たまごたまごが色々出てきます
こんなに色とりどりなのかと驚く１冊
楽しめます

読み聞かせ時間は６分くらいです
細かいところまで読むともう少しかかりそう

[勝村 優さんの感想 · 2022年12月10日]

良かった

[gakudaiprofさんの感想 · 2022年9月30日]

絵本ではあるが、科学の本である。鳥だけでなく、魚、昆虫などの卵の説明がある。卵からひよこなどの成長過程が描かれている。
　同名のたまごのはなしの日本の絵本がある。

[もえちゃんさんの感想 · 2022年8月20日]

やわらかいたまごさわりたい

[keiboさんの感想 · 2022年6月8日]

たまごだけでこんなに世界があるとは
形色手触り大きさ色々違いを知ることができました

[しげさんの感想 · 2022年2月3日]

たまごは、親が世話するものもあれば、世話をしないでかえるものもあっておもしろかった。

著者プロフィール

アメリカのテキサス生まれ。大学ではジャーナリズムを専攻。1996年からこどもの本を書きはじめる。現在は、執筆のかたわらNPO団体“オズ・プロジェクト”を立ち上げ、子どもたちを気球に乗せるなど、感動的な体験を提供する活動をしている。メキシコ在住。

「2017年 『甲虫のはなし』 で使われていた紹介文から引用しています。」