- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784593505517
作品紹介・あらすじ
これは、西アフリカのニジェールという国のおはなしです。ある日ペンダは、山のうえのおとうさんに、ミルクをとどけることにしました。砂丘をとおって、お祭をぬけ、川をわたって、キリンのむれをすりぬけて…。さて、頭のうえのミルクを、1てきもこぼさずに、ちゃんととどけられるでしょうか?
感想・レビュー・書評
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「おわんのなかには、おまえのきもちが、ちゃんと はいっているんだよ」
あたたかくて、ユーモアある絵柄、楽しめました。ありがとうの気持ちでいっぱいです。(6分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #ミルクこぼしちゃだめよ #スティーヴンデイヴィーズ #クリストファーコ― #福本友美子 #ほるぷ出版詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
西アフリカのニジェールのお話。
お母さんにかわって、山の上の草地でヒツジの群れの世話をしているお父さんにミルクを届けに行くと言ったペンダ。
頭の上にミルクを入れた大きなおわんをのせて、こぼさないようにゆっくり歩きます。
砂丘や川や高い山を越え、お祭りや白いキリンを見たいのもがまんしてお父さんのところにたどり着いたペンダでしたが…
カラフルなハッキリした絵とわかりやすい話の展開。
今もこうして暮らしている人々がいるんだということを日本の子どもたちにも伝えたい。 -
頑張ってやってきたことが失敗に終わることはある。その時に、全てが無駄だったと子どもは思ってしまう。だから子どもたちには、大事なのはそこに至るまでの過程で頑張ってこれた事だと伝えたいです。
ベンダはお父さんを喜ばせたい、役に立ちたい気持ちで山の上まで一生懸命歩いてきた。そこを認めて褒めてくれるお父さんのおかげて、きっとベンダは失敗を怖がらずまたミルクを運ぶ挑戦ができるはず。
大切なの結果より過程です。 -
3歳7ヶ月。
お父さんの台詞が素敵です。見習いたい。
アフリカのニジェールが舞台なので、人種や動物、風景、文化も全て日本と違い、絵もとてもカラフルなので、外国・異文化を感じる絵本として良い。 -
感動しました。
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南アフリカに住む英国の作家さんの絵本。
アフリカ版の初めてのおつかいは、かなりハードルが高い!
おわん一杯のミルクを頭に乗せて、砂丘や川やキリンの群れや山を越えてお父さんの所に届けます。
一ページ一ページめくるのが楽しみになるくらい、とってもカラフルで可愛らしいイラストです。 -
西アフリカはニジェールが舞台の絵本。作者はアフリカに暮らす英国人。
西アフリカの風俗や文化も描かれていて面白い。
絵も色が豊かで綺麗。
子供は、「なんで、頭に乗せてるの?」と、疑問が幾つも出てくる。
その都度、一言ずつ答えながら進むといいと思う。
訳された文はリズミカルで読みやすい。
最後は心が温まるストーリー。
子供に読む時は、お椀に残った1きれは誰のだと思う?と聞きたいなぁ。-
クリストファー・コーは知らなかった、なかなかゴキゲンな感じが良いなぁ、、、今度借りてみよう。。。クリストファー・コーは知らなかった、なかなかゴキゲンな感じが良いなぁ、、、今度借りてみよう。。。2014/02/27
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2022.9.21 3-3
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2回目に読むと、ずっと猫がついてきてくれていることがわかる。
絵本は何度読んでも新しい発見がある。 -
4歳〜。西アフリカの昔話。繰り返し系。このような構成は、世界の伝承、昔話に共通する方の一つなのだろうか。興味深いです。
平穏な世界、優しい家族の姿が描かれています。