かようびのドレス

  • ほるぷ出版
4.07
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本棚登録 : 256
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593505807

作品紹介・あらすじ

身につけているだけで勇気が出る、元気になれる。おしゃれ好きな女の子なら一枚は持っている、そんな服。小さくなっても、ぼろぼろになっても、捨ててしまうのではなくて形を変えて(リメイクして)そばに置くことできる。本当の「お気に入り」を持つ喜びと楽しさを語る絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • なんか、このお母さんあってのこの女の子なんだなって思いました。お気に入りの服って小さくなったり、破れたりしたら…残念だけど捨てるって昔から思ってました。この親子を見てたら、リメイクもちゃんと出来れば、喜びのひとつになるんだなぁって。結果1週間全て、お気に入りの服を着れていることになってました!物を大切にするというメッセージは、ちゃんと伝わると思います!

  • 逆転の発想!ママに拍手。素敵な絵本(*^^*)

  • プリンセスが大好きな娘です。新しいものをすぐに買って!とねだることが多かったのですが、この本を読んで思うところがあったようです。サイズアウトしてしまったお気に入りの洋服を人形に着せてみたり、靴下のように履いてみたりと、物を大切に思う気持ちにつながっているようです。とても印象的な本でした。

  • 「モノを大事に使う」ではなく「モノを生まれ変わらせてずっと使う」というのは素晴らしい発想と技術だなぁと感心しました。自分はなかなか実践できないし子どもに教えられないので、絵本で学べるのは良いですね。4歳女の子、気に入ってました。

  • だいすきなお洋服が小さくなったりやぶれたりするけど、すてきなママが新しいお洋服にどんどん作り直してくれる。ものをたいせつにする気持ち、ラストがすごくすてき。

  • 大好きで大切なお気に入りのドレス。
    火曜日に切る特別なドレス。
    でも、ある日サイズが合わなくなってしまう。
    そこでママが…。

    *****

    おしゃれが好きな女の子が一枚のドレスを大切に想う気持ちがいとおしい。
    まるで魔法使いのような存在のママがすごい…物を大切にする工夫も素晴らしい。
    同じような魔法を不器用な私にはできないかもだけれど。

    かたちを変えつつもずっと女の子のお気に入りとしてそばにいることができてドレスも幸せだろうな。
    ドレスの変身ぶりが楽しく、女の子の嬉しそうなイラストにこちらも顔がほころんだ。

    小川糸さんは読んでみたい作家さんだったので、そこもこの本が気になってしまった要因。
    小川さんの小説も読んでみたい。

  • お気に入りだった服が小さくなってしまい、もう着れなくなっちゃった。リメイクしてまた着られるようにしたけどまた小さくなってしまい、、、。娘が愛おしそうに繰り返し読んでいます。

  • [墨田区図書館]

    お気に入りのドレスを次々とお母さんにリサイクル(作り直し)してもらうという本。その流れで、それらのものが、それぞれ「○曜日のお気に入り」として生まれ変わっていく。
    何が、と核になる話はないけれど、何かはひっかかるかな、と読み聞かせ用に借りてきた本。

    単に女の子らしい"お気に入り"とのなが~い付き合い方、でもいいし、リサイクルしていくお母さんと女の子の再生利用のくだりを半分自分たちに重ねていってもいいし、その過程を物語の続きだけを気にして次は何?とクイズのように楽しんでもいいし、、、幼児さんなら「はらぺこあおむし」のように曜日を意識してもいいかな。

    (追記)
    明けて2019年1月、「おじいさんならできる」を読んだら、この本に準ずる洋服リサイクル?本。偶然とはいえ、この本の記憶が残っているうちにその本が読めて良かった。こういう"連鎖記憶"が感じられるのは面白い。

  • オシャレに目覚めてきた女の子にぴったりの絵本!

  • 女子的。
    気に入った服を大事にしたい気持ちは分かるからよりそえる

  • 訳者さんが好きな作家さんだったので。逆転の発想から始まるのでエッ千尋さん?と思ったり。外国の方が絵を描いているのでそこはかとなくポップでアメリカン。対象年齢的には幼稚園くらいかな?

  • 好きなままで長くいられることって
    実は臨機応変というか、
    形は変わっていってよいし、
    それを誰にとやかく言われることもない。

    物を大事にすること、
    自分の好きを大切にすること。

    絵本だとかわいく染み入る。
    言葉では難しいから、そっとお部屋に置いておきたい本。

  • 図書館で一目惚れ

    私好みでした!
    絵もストーリーも好きだなー

  • いつもかようびにきる いちばんおきにいりのドレスが小さくなっちゃった!「だいじょうぶ!ぎゃくてんのはっそうよ」ってママ。チョキチョキ、チクチク…すてきなシャツにだいへんしん。でもこんどはこのシャツも小さくなっちゃった。つぎはどうする?おしゃれがだいすきな女の子におすすめのえほんです。

  • お気に入りのドレス。

    どれぐらいお気に入りかって!?

    すっごくです。

    形を変えてでも使い続けてもらえるなんて、このドレスは幸せものだな。

    もしかしたら、つくもがみがついてるかもしれないね。(笑)

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著者プロフィール

アメリカの絵本作家。子どものころはピンクがきらいで、お気に入りのドレスも持っておらず、本ばかり読んですごしていた。この本は、たくさんのお気に入りのドレスを持っている娘のリリーのために書いた。ミシガン州在住。

「2015年 『かようびのドレス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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