ミッドナイトブルー

著者 : ポーリン・フィスク 原田勝

• ほるぷ出版 (1993年12月1日発売)

作品紹介・あらすじ

"千年以上も昔、人は空の向こうの国を知っていた"ミッドナイトブルーの気球に乗り、少女は空のカーテンを通りぬける…。そこには、奇妙に見覚えのある、もうひとつの家族のくらしがあった。いくつものイメージが重なって、ミステリアスなファンタジーを、つくり出す新進作家のデビュー作。

感想・レビュー・書評

[も子さんの感想 · 2010年11月5日]

　今取り組んでいるYA翻訳コンテスト課題の著者のデビュー作。原作は1990年に新人作家の子供の本を対象とする『スマーティーズ賞』最優秀賞を獲得とか（訳者あとがきによる）。

　気球に乗って上昇していくと空がカーテンみたいに開いてパラレルワールドに行ってしまうという設定がすてき。ボニーとおばあさまの対決とその背景とか、あの家族がヒイラギ丘に住むことになったいきさつとか、もう一歩踏み込んだところも読みたかったかな。

　誤字脱字が気づいたところだけで4カ所あったのが残念。そこで集中が途切れてしまった。でもそれは物語とは関係ないので評価の対象外。

[seanさんの感想 · 2007年9月16日]

児童書ってジャンルだけど、

[ミーさんの感想 · 2007年2月16日]

いまでもときどき、この本のようにふっと気持ちだけがきゅうにそらの高みへとうかぶときがある。

[7さんの感想 · 2006年10月13日]

あまり話の内容が理解できなかった。
でも何だか良かった気がする。